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勇者から逃げだした聖剣  作者: 黒一忍
第二章 ホゾンの街
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第7話 ギルドに登録!

 ドキドキしながら、ギルドに入る。

 完全なお上がりさん状態で、周りをキョロキョロ見渡していると、門番の人が前を進んでいくので、慌てて付いていく。


 そしてカウンターの前までいくと、受付嬢がやや驚いた顔をしてから、対応してくれた。

━━━今まで私を見た人のほぼすべてが、顔を赤くさせたり、驚いたような顔をするんだけど、私に何かあるのかな?

―━まぁ気にしなければいいか。


「ようこそ! 冒険者ギルドへ! ご用件は…門番の人が付き添いでいらっしゃるので、冒険者に登録ですね?」


「はい! それと、オークの素材の買い取りもしてもらいたいんですが…」

 完全に死活問題だからね…


「わかりました。

 では、始めに買い取りから始めますね。 素材を出してください。」


 私は、言われた通りテーブルに、オークの素材を出す。


「オークの肉は、料理でよく使われるので、恒常クエストなんですよ。

 なので、クエストクリア扱いにして、クエストの報酬をお渡ししますね。

 10キロにつき銀貨5枚ですから、40キロなので銀貨20枚ですね。」


 幸い、オークが大人で、胴体は無事だったため、銀貨20枚になった。


「続いて、冒険者ギルドへの登録を行いますね。

 こちらに、必要事項を記入してください。」


 そう言って、紙を渡してくる受付嬢。

 紙を見てみると、見たこともない文字が書いてあるが、ARみたいに若干浮いた感じで日本語で翻訳されていた。


「すいません。 文字は読めるんですけど、書けないので、代筆お願いしてもいいですか?」


 読めても書けなきゃ意味無くない?

 とりあえず、代筆してくれるかわからないが、お願いしておく。


「はい、勿論大丈夫ですよ。 でも珍しいですね。

 文字が読めるけど書けないなんて。」


 ですよね! そりゃそうだよ! むしろ読めたら書けるよね、多分!

 とりあえず、うまい言い訳が無いかな?


「文字が読めるだけのスキルを持っているんですよ。あはは…」


「確かに、そんなスキルがあると聞いたことがありますね。

 それも転移者がよく持っているとか。」


 スキルあるのね。

 それも転移者がよく持っているのか。


「私、転移者じゃないんですけどね。」


 嘘はいっていない。

 だって転生者だもん。


「これは、失礼しました。

 では、項目の答えだけを教えて下さい。」


 ちなみに項目はこんな感じだった。


 名前

 職業(クラス)

 年齢

 戦闘方法


 とりあえず答えていこう。


 名前 ミナ

 職業(クラス) 剣姫

 年齢 16歳

 戦闘方法 前衛で剣を振る


 代筆し終わった受付嬢が、不思議そうな声で聞いてきた。

「こんな職業(クラス)聞いたことがないのですが、1度ステータスを確認してもよろしいですか?」


 受付嬢に向けて、名前のルシーナと、スキルや、攻撃力などのステータスを隠して、ステータスを表示する。


ステータス

名前 ミナ

Lv1 職業(クラス) 剣姫Lv1 16才 女


「ありがとうございます。

 信じがたいですが、新たな職業(クラス)と認定します。

 登録してくるので、テーブルのほうで、しばらくお待ちください。」


 今まで待っていてくれた門番の人に、銀貨11枚を渡す。

 受け取った門番は、通行許可証を私に渡してから帰っていった。


 その後、言われた通りにテーブルに向かったのだが、まだ、見られている感じがする。


 会話が少しだけ聞こえた。

「あの子、一人で登録したってことは、まだパーティー組んでないってことだよな?

 お前誘ってこいよ!」

「無理だろ。 何組のパーティーが狙ってると思ってるんだよ。

 行ったが最後、生きて帰ってこれないぞ。」

「だよな。 でも、あんな美人がパーティーに居たら、それだけで頑張れるよな。」


 ━━━美人?

 だから、顔を見たみんなが、ちらちら見てくるのか。


 とりあえず、フード付きの服でも買うことを決めた。


 そして、しばらく経つと、受付嬢が戻ってきた。

 その手には、ドッグタグのような小さいプレートを持っている。


「こちらが、ギルドタグです。」


 ギルドタグっていうのか、このプレート。

 スマホが細長くなったような感じなんだけど、液晶とかは無い。

 ギルドタグを受け取る。


「ギルドタグに付いているボタンを押すと、先程答えていただいた情報が表示されます。

 さらに、ギルドタグは、クエストを受ける時にも必要になるので、無くさないでくださいね。」


 頷いてから、他の注意点や、おすすめの宿屋を聞いておいた。


 ちなみにギルドタグの登録情報は、こんな感じだった。


 名前 ミナ

 職業(クラス) 剣姫

 年齢 16歳 性別 女

 戦闘方法 前衛で剣を振る

 ギルドランク F

 ギルドポイント 10pt

 ギルドマネー 0円


 ギルドポイントが一定の数値になり、昇格試験をクリアすれば、ギルドランクが上昇するらしい。


 ギルドマネーは、1円で銅貨1枚と同じ価値らしい。

 門で通行許可証を発行するのに、お金払ってる人を見なかったのは、ギルドマネーで払っていたからか。

 とゆうか、円ってことは、ギルド作ったのは、もしかして日本人かな?


 まぁそれは置いておくとして、私はクエストを受けるために、クエストボードを見るのであった。

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