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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第三章 battle study・紅
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更に奥へ

 弓徒は喜一に言った。


「そういう事になった。俺はこいつと行く」


「そうか」


「付いてきたそうな顔してるが、心配はいらねぇよ。自分の事は自分で何とかするさ」


「そうか」


「お前は先に戻って、のんびりしてるといい」


「弓徒……」


「大丈夫だ。俺は勝つ。こいつにも、紅虎にも」


「いやミーには勝たなくていいアル。ユーの敵は紅虎ネ」


「じゃあ何で俺達を襲ったんだ?」


「実力を見る為アル。紅虎と戦えるかどうか知りたかったアル」


「俺達はどうだった?」


「ミーが鍛えればユーは何とかなりそうな気がしないでもないアル」


「そうか。いけるって事だな。そりゃあ良かったぜ。……で、あんた誰だ?」


「わけあって今は名乗れないアル。とりあえずユーはミーの事、師匠と呼べばいいアル」


「何だかよくわかんねぇけど……よろしく頼むぜ、師匠」


「任せるアル」


 去り際、謎の師匠は喜一に言った。


「唐馬氏によろしく……アイヤー、今は黙っておいた方がお互いにとっていいはずアルネ。今のは聞かなかった事にして欲しいアル」


「わかった。弓徒を頼む」


「アイヨー」


 そうして、喜一を残し、二人は更に山の奥深くへと潜っていったのだった。


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