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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第一章 everyday
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実力

 スポンジとその持ち方。

 たったこれだけでも、喜一が常人を遥かに越える実力を有している事は理解出来る。


 しかしそれは、見る者が見れば、だ。


「さっすがは喜一君やなー。いつ見ても素晴らしい手並みやわー」


「えぇー……そうですかぁ?」


 いつものように感嘆の声を漏らした水戸の隣で、訝し気な声を上げた者がいた。

 肩辺りまで伸ばされているボサボサな黒髪と、気怠気な瞳が印象に残る女性だ。

 彼女の名は、戸賀舞とがまい

 水戸の後輩であり、友人である。


「水戸先輩はよくこの人家に呼んでますけど、実際皿洗いって誰がやっても同じじゃないんですかぁ?」


 舞は、馬鹿にしたような視線を喜一の背に向けた。

 ちょっと上手に皿が洗えるだけでしょ?

 そういう厭味の籠った視線だ。

 いつもならここで水戸は「それもそうやな!」などと言って、一緒に笑ってくれる。

 舞はそう思ったが……水戸の反応は違った。


「あんた……ほんとにそう思ってるん?」


 真剣な表情で、水戸はそう言った。


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