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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第二章 battle study・序章
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大きな力

「俺は争いを起こさせない為にここに来ました」


「……どういう意味だ?」


「喜一くんは大した事無い。だから放っておけ。と、そういう事を会長に……あ、今の会長に言うつもりでした」


「……何故、過去形なんだ?」


「困っているんです」


「何?」


「喜一くんの腕前が、こちらの想像を超えていたので……はっきり言いますけど、戦いは避けられません」


「……」


「力は力を呼ぶ……あなたが昔、よく言っていた言葉です」


「……」


「その通りですよ。力を持つ者同士は惹かれ合うんです。より大きな力を生み出す為に」


「私は、そこまで言った覚えはない」


「後半は今の会長の言葉です」


「在膳九龍か……」


「ええ。あの人が……いや、あの怪物が……喜一くん程の実力者を放っておくはずがない」


「……」


「あの決闘の映像から、既に何かを感じ取っていても不思議じゃない。だから……」


「だから?」


「こちらも手は尽くしますが……覚悟を決めておくべきだと、俺は思います」


 羅人はスポンジを流し台の棚の中に優しく置いた。

 いつの間にか、グラスは全て洗われていた。

 寸分の汚れもなく磨き抜かれ、ラックに並べられていた。


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