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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第二章 battle study・序章
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音無し

「このカクテル美味しいです」


「わたしのオススメだけあるやろ?」


「はい。流石は先輩です」


「ふふん。もっと褒めなさい。……わたしが作ったわけやないけどねん」


 酔いが回ったのか、いや、最初からこのようなテンションだったのかもしれないが、斗真は中々騒がしい。

 とはいえ、今は度を超えない程度の騒がしさである。

 客に迷惑をかけない程度。

 しかし、それにしても、と思う。

 あまりにも反応が薄すぎるのではないか?

 こちらをちらりとも見ようとしない。

 カクテルパーティー効果というか、何というか。

 どのような場でも、隣の会話には実は聞き耳を立てているものだ。

 しかしどうも、それが無い。


「……美味いなぁ、これ」


「ですねぇ」


「うん……」


 とは言え、だ。

 結局のところ常連とのお喋りよりも、後輩と酒を飲む事を目的にして来ているのだから、これはこれで正しい姿であると思わなくもない。

 物足りないと思わなくもないが……。


「次は違うのを頼んでみたいです」


「呑め呑め。他のも美味しいけん」


 舞は酒を楽しんでいる。

 斗真もグラスを口元に持っていき、傾けた。


「うん! 美味い!」


 何だかわからないけれど、酒は美味いのでそれで良しとした。


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