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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第二章 battle study・序章
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開始のゴングはオーダーと共に

 店に客が入り始めた。

 入り乱れるオーダー。それを的確に作っていく、マスターの唐馬。


「一時間交代くらいにしておこうか」


 それだけ言って、羅人はカウンターの裏手。流し台の前に立った。

 袖をまくり、そこにあったスポンジを無造作に手に取る。

 自前の物は使わないようである。


「とりあえずビールで」


 そういうオーダーが出る。


「どうぞ」


 マスターの手により、すぐに差し出されるビール。

 暫しの間をおいて、空になるグラス。

 十分もすれば、いくつものグラスがカウンターの向こうから返ってくる。

 故に、皿洗いは既に始まっている。

 どのグラスにどのような汚れが付いているのか……極々自然体であるが、その見極めを、羅人は怠ってはいない。


「ばんわ〜。ん? あれ? 喜一はどしたん?」


 そこに現れた、水戸斗真みととうま


「喜一君なら裏にいるよ。呼んでこようか?」


 羅人は笑顔を浮かべつつ応えた。


「いやいや、いいですよ。どちらさんか知りませんけど、お気遣いなく。わたしらは酒を飲みに来ただけですから。な?」


「は、はい……」


 斗真と、その連れの戸賀舞とがまい

 二人は、奥の席に並んで座った。


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