表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第一章 everyday
36/184

サドンデス

サドンデス、ブラインド、アート、ダーティー……等々、決闘の種類は多種多様。

しかし、大体はサドンデスが選択される。


サドンデス。


英語では、突然の死。

敗者が突然決まることから、このような名で呼ばれている。

様々な場面で用いられるこの単語は、皿洗いに於いても同じように用いられる。


ルールは単純にして明快。


時間無制限。

一対一で、皿を洗う。


それだけである。


協会が用意した施設の、そこに造られた、家庭用のそれよりも広い決闘用シンクに、次から次へと送られてくる皿を、ひたすら洗い続ける。


審判は、いない。


皿洗いという、食器類を美しく洗い上げる者の精神は、美しいものでなければならない。

故に、協会の皿洗い師は、嘘を吐かない。


皿を洗えば、わかる。


どちらがより強い皿洗い師なのか。


無論、野良の皿洗い師の中には、そのような高潔な精神を持たぬ者も多い。

が、そういう手合いにこそ、サドンデスは有効である。

なぜなら、負けを認めるまで、皿を洗わされ続けるからだ。


折れない心。それは時として、重要だろう。

しかし、実力差が如実に現れるこの決闘では、弱い者は苦しみ続ける事になるのだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ