表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第一章 everyday
28/184

紹介

斗真は、視線を交える三人の間で、の顔を交互に眺めた。


「んー? 弓徒はこの子の事知っとるん? まあそりゃそっか、弓徒は協会のもんやもんなぁ」


「……いや、そいつの事は知らねぇがよ。眼を見りゃ……わかるさ」


「そうなん? じゃあ紹介しとこか? この子は朝生陽あさいようって名前でな。うちの実家の方で雇っとる皿洗い師でな、今日は上でグラス洗ってたんよ」


「なるほど。そういう事か」


「あ、そうだ。陽ちゃんにも紹介しとくわ。これがうちの友達の皿洗い師な」


協会の者がいる。という状況に納得していた弓徒の前で、斗真は、更に言葉を続けた。

だが、これは余計なものだった。


「皿洗い師……ですか」


冷たい瞳のまま、陽は二人を見た。


探っているのか、ただ見ているだけなのか。


その瞳からは、何の感情の起伏も読み取れない。


が、彼女の場合は、前者だった。


「そちらの方は、どちらの所属ですか?」


陽の細い指が喜一を差した。


「喜一か? 喜一は……フリーよな? な? 喜一?」


「ああ」


「ちょ、お嬢——!」


「え? うちなんかまずいこと言った?」


「——なんだと?」


四者四様のリアクションの、一瞬、後、

空気が、凍り付いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ