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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第一章 everyday
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登場

「二人ともお疲れちゃ〜ん」


自前のスポンジを入れた鞄を肩に担ぎ、ホテルから去ろうとしていた喜一と弓徒だったが、背中に掛けられた声に、二人は振り向いた。


「お嬢! ……なのか?」


「水戸……か?」


彼らに声を掛けたのは、水戸斗真だ。

聞き慣れた声で、それはわかっている。

しかし、彼らは斗真を斗真だと認識出来なかった。

なぜなら、今宵の彼女が、紛う事無きお嬢様だったからである。

普段のだらしない格好ではなく、赤を基調とした肩出しのドレスに身を包み、その上、メイクをしていない事を誤魔化す為の、無駄にデカい伊達眼鏡も掛けていない。


「ちょっとちょっと! いくらなんでもその反応は酷くない!?」


「いや……だって、なぁ? 普段と違いすぎるっつーか……なんつーか……」


「ああ……」


ハイヒールで強く床を踏みつけ、怒りを露わにする斗真の前で、弓徒と喜一は顔を見合わせ、苦笑した。


その時、


「お嬢様、こちらでしたか」


一人の女が、いつの間にか、斗真の背後に立っていた。


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