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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第一章 everyday
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臨時バイト

「まさか、お前が来るとはなぁ」


「洗うべき皿がある場所に、俺はいる」


大きなホテルの厨房の、流し台。

そこに並び、喜一と弓徒は、皿を洗っている。


二人が立つ流し台には、山のように皿が積まれているのだが、凄まじいスピードで、その山は切り崩されている。


そこに皿があれば、皿洗い師は存在する。

とはいえ、だ。

何故二人は、このような場所にいるのか?


その理由は、水戸である。


彼女は言った。

「おとんから有能な皿洗い師を貸してくれって言われてなぁ。突然で悪いけど、行ってくれんか? 喜一君」


「それが仕事ならば、行こう」


そうして喜一は実業家である水戸の父が主催したパーティーの皿洗いに行く事になった。

弓徒も、同じ理由で呼ばれている。


が、水戸が何も言わなかったので知らなかったのである。


「全く……お嬢も心配性だぜ。この程度、お前一人で充分だろ?」


「同じ言葉を返す」


二人は時折、どうでもいい会話を交えながら皿を洗っている。


何でも無い日常のワンシーンのような光景……だが、厨房にいる者達は息を呑んでいた。


これが皿洗い師の実力なのか、と。


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