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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第五章 The New world
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新たなる星

 長い長い時が流れ、一つの世界が滅びた……。


 長い長い時が流れ、一つの世界が生まれた……。


 その星は、様々な生物を育んだ。

 長い長い時を経て生物は増え、進化していった。


 そして知的生物が誕生した。


 道具を作り、使う、そこにあるものをそのまま使うのではなく、更に発展させていく知性も持った生き物の誕生……。


 加速度的に発達していく文明……。


 知的生物達の文明がある程度発達した時、彼らは不思議に思った。


「何故、使った皿が勝手に綺麗になっているのだろう?」と。


 この疑問は長い年月を掛けて、神の御技であるとして解釈された。


 この星を作った神様が皿を洗ってくれているのだ、と。


 生物達の頭にまた疑問が浮かんだ。


 何故、皿だけなのか? と。


 仮に神が汚れを嫌う存在であるのならば、皿に限らず衣服や、大地などの全てが綺麗になるはず……。


 そうではない理由は何なのだ?


 何故、神は皿だけを綺麗にするのか?


 生物達は考え続けた。


 長い長い間考え続けた。


 だが、答えは出なかった。


 生物達は考え続けている……。

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