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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第四章 The end of the world end
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最強についての閑話休題2

 総合力では在膳九龍に及ばぬものの、ある一点であれば彼を凌ぐ者もいるのではないか?


 民衆はふとそう思う事がある。

 

 例えば卯益羅人うえきらひとなどはトーク力に於いては在膳を大きく凌いでいると言える。無論、これは在膳が無口であるからであり、実力とは全く関係のない部分ではあるが、それでも一応羅人の名は挙げられる。


 紅虎子もピンチ力—ー摘む力では在膳の上ではないかと噂される。しかし二人がそれを公の場で比べ合った事はない。


 時牛汨香という牛の称号を持つ女性も、単純な力比べであれば在膳と互角以上にやり合えると言われている。これもまた噂に過ぎない。


 猿楽健途えんがくけんど鳥巣慈安とりすじあん・犬飼ブラウン。猿・鳥・犬の三銃士と呼ばれるこの者達も三人揃えば在膳に匹敵するのではないかと人々は言うが、決闘は基本一対一であり、このカードが組まれた事はない。


 所詮全てはただの想像。

 誰が強いかという議論に終わりはないが、この話題もつまるところ在膳九龍が全てに於いて最強であるとして締め括られる。


 これまでは、そうであった——。


 人々は、知らないのだ。

 十二支以外——野にも、真の皿洗い師がいる事を——。

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