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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第四章 The end of the world end
128/184

主観/俯瞰

 この世界に救うべき価値はあるのか——?


 このような大いなる選択を突きつけられた者はかつて幾人もいただろう。

 世界に価値を見出している者——愛する者、大切な友人、家族、そのような何かを得ている者——は「救うべきだ」と即答しただろう。

 逆に、裏切られ、嘲笑され、泥水を啜った事のある者は「滅ぶべきだ」と答えただろうが、しかしそれは個人的な見解に過ぎないとして、大切な何かを獲得している者の為に世界を救ったのだろう。

 そしてこのどちらでもない者は「わからない」と答え「だからこそ、価値を見付ける為に救う」と二の句を継いできたのだろう。

 その結果として、今のこの世界があるのだろう。


 世界とはそういうものだ。

 そういう世界に生きている喜一は「わからない」と答える者であった。


 友はいる。

 恩師もいる。

 日常に価値を見出している——だから救うべきだ——という思いはある。


 一方で、戦争、悪党、嘘、格差、その他様々な要因で腐敗した世の中を見て、滅ぶべきだとも思える。


 総合すると「どちらでもいい」と思っている自分がいる。

 世界を主観で見ながら俯瞰している自分が——いる。

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