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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第三章 battle study・紅
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認めた時が

「不味いな……」


「……はい」


「え? なんかやばいん?」


唐馬と喜一、二人の反応に当麻は驚いて顔を上げた。


「結構いい勝負してる感じやけど?」


「いい勝負だ。それは間違いない。しかし……」


「弓徒が乱れてきている」


「マジで?」


「本当だ」


 言って、喜一が二人を指し示した。


「僅かにだが、皿を洗う速度が落ちている。差が付き始めている」


「マジで……って、マジやん。今、紅虎さんが二個鍋置いたけど、弓徒のやつはまだ一個目……皿が綺麗だから気付かんかったけど、明らかに遅れとる……」


「限界だ」


「いやでも何か秘策が……修行したんやろ?」


「修行の結果が今の状態だ」


「いやいやでもこれって負けを認めたら負けのルールやろ? 本人がやれるうちは負けないんやろ?」


「そうだ。だから、後は弓徒が気付くかどうかだ」


「……何に?」


「己の敗北に」


 当麻は言葉を失い唐馬を見た。

 唐馬ならば何か違う事を言ってくれるだろうと期待しての視線。だが、無情にも彼も首を左右に振った。


「後は弓徒君次第だ」


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