探検隊、吸血鬼の村を見つける
ある高名な博士が、本当に吸血鬼がいたら、その血液とか何かが永遠の命の成分を持つはずだから
つかまえられたら捕まえて調べ上げたいといっていた。
政府から予算がついて、探検隊が送り出された。日本のある村に、吸血鬼の末裔がいるという
投書があったからだ。
そしてその村に探検隊がたどり着くと、たしかに、永遠に年を取らない一家が住んでいた。
多くの村人は逃げた後で、逃げ遅れたこの一家の4人だけが探検隊によってつかまった。
探検隊の車が東京に向かっているとき、途中休息を取ったときに、娘だけが蝙蝠になって逃げて行った。のこされた父親母親息子の3人だけは無事に研究所に運び込めたので、
早速血液を採取して、顕微鏡、電子顕微鏡で見てみる。すると、血液の成分がまるで人間とは
ちがっていた。
これを培養したらどうなるのかとおもった高名な博士は、成分をいくつかに分離した後
培養して、ハツカネズミに注射。そのなかのある成分が機能したのか、
ハツカネズミは、なんと吸血ネズミになった。博士と助手が吸血ネズミに噛まれた。
そして、博士と助手も、吸血鬼になった。博士と助手はある意味望んでいた、永遠の命を
得た研究者となった。時間が無限にあることになったので、彼らは
吸血ネズミとともに各地を回りながら、永遠の命を売ってまわって生活することになった。