遂に帝国です!
プロローグ前にあるシオン画像を追加しました。
リンデさんと別れて、私達は近道を通りながら帝国側へ向かいました。
途中、魔物に遭遇しようとすると迂回するか倒すかして進みました。(余り倒し過ぎるのもまずいので)
「この進軍スピードなら夕方までには抜けられそうです」
先頭にいるマチスさんが予定時間を測ってくれた。本当にただ抜けるだけで何話掛かってるんだよ!?って話ですよね。(作者もなかなか進まずイラッとしました)
マチスさんとお兄様の闇魔法で気配を消し、スイレンが魔物の位置を教えてくれて順調に進んでいます。ひかりさんも途中にマーキングしながらしっかりと行動してます。
少し気になるのは、オーガーとリザードマンの残党が消えた事だ。まぁこのメンバーなら大丈夫でしょう!
「シオンお嬢様!大丈夫ですか?おんぶしますよ?」
エミリアが声を掛けてくれる。もう心配性なんだから!
「大丈夫よ。ありがとう」
私は隣を歩いているお兄様とスイレンとお喋りしながら歩いている。ちなみに、子パンダはサクラさんが持っている。ローテーションでね!もふもふ最高なのです!あっ!サクラさんの顔が蕩けているよ。いつもはクールなのに・・・激レアですね!
とまぁ、緊張感の無いグループが歩いて行きます。
テクテクテク・・・テクテクテク・・・
さて、帝国側の森の出口に着きました!
「ここからどうします?」
「魔物誘導する魔法の光は1日後に自動的に発動するように時間を調整したから、なるべく遠くに移動しましょう」
へぇ~そんな事も出来るんだ~
「ひかり様、魔物を誘導する魔法の光はどんな物なのでしょうか?」
まじめでクールなサクラさんが戻ってきたよ!でも私も気になるよ!?
「もし、光魔法の使い手で原理が解れば誰でも使えるのだと脅威になってしまいます」
!?
マジでそうだよ!帝国側にバレたらヤバいよね!?
「う~ん・・・そうね~確かに原理がわかれば使える思うけど、人間には基本的に無理だと思うので大丈夫よ~」
「ひかりさんが言うのなら間違いないと思うけど、どんな原理なの?」
「まず、魔物の好む色の淡い光を発光させ、ある一定の感覚で点滅させるのよ。発光させる光との距離も大事ね」
あ~、名前忘れたけど、近紫外線を発生させる光で蝶や虫を誘導する奴だ!多分原理は同じ!魔法っていうより科学だね!
ひかりさんの説明で納得する私。
「サクラさん、ひかりさんの言う通り普通の人には無理みたいだから安心してね!」
サクラさんもようやく安心したのかホッと一息吐く
「シオンお嬢様、この先に小さな城塞都市があります。日が暮れる前に行きましょう」
マチスさんの言う通りだ。日の暮れる前に急ぎましょう!
「こんな事なら騎馬を用意しておくんだったぜ!」
赤龍騎士団長リーゼンはぼやく。
「まぁまぁ、人生どんな事が起きるかわからんもんじゃて」
土龍騎士団長シールも続けて話す。
私はちょっと気になった事があったので聞いてみた。
「あの~、街に入る時の身分証とお金はあるのかな?」
マチスさんや各団長達が苦笑いをする
「シオンお嬢様はそんな心配しなくて良いですよ」
「そうですよ。お金は各自、多目に持ち歩いていますし、いざというときに金の指輪をしているので売れば当面大丈夫なんですよ」
なるほど!どうにも私は貧乏性なので心配してしまうんだよね。だって私自身、お金を1円も持ってないからね。
「後、身分証に関しては貴族の方なら専用の物がありますので心配なさらずに。私も貴族に使えている身分証がありますし、冒険者としての身分証もありますからなんとでもなりますよ」
一応、貴族としての一般常識など勉強しているけど領内から出ないからわかんないんだよねー
そうこうしているうちに帝国側の城塞都市が見えて来ましたよ!
戦争している感じだけど、初めての海外旅行だ!観光を楽しもう♪
愚者の声
「ようやく帝国ですね~」
シオン
「そうですわね~」
愚者の声
「では今回はこれにて・・」
ガッシ
シオン
「お待ちなさいな」
愚者の声
「な、何でしょうか・・?」
シオン
「最初のプロットではフィリアス領に戻って国境の軍を蹴散らすはずでは?」
愚者の声
「ど、どうしてそれを!?」
シオン
「あなた・・・魔物を誘導した後の帰り・・・考えて無かったわね?」
愚者の声
「なななな、なんの事でしょうか!?」
シオン
「本筋を逸れてどうするのか見ものね」
誰か助けて!書いていて初めて気付いたんだよー!?
( ノД`)
ネタバレ
今後は帝国を観光して帰ります。たぶん・・・
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