必殺技は難しいのです!(挿絵あり)
【緊急告知】
悪役令嬢シオンのキャラ画像を公開しました。
最初のプロローグの前に投稿しましたので是非ご覧下さい!
(出来れば感想も待ってます)
ひかりさんに言われて、軽く準備体操をする私がいた。軽くシャドウボクシングの様にシュシュっとパンチを繰り出して見る。
「こうかなー?」
シュシュ!シュシュ!
フットワークも大事だよね!
シュシュ!シュシュ!
おお♪良い感じみたい!!魔力を握った拳に乗せると拳が光輝く。見ろ!これが○ャイニングブローだ!・・・なんちゃって!テヘッ♪
「シオンも準備は良いみたいですね。良い感じで魔力が乗ってるし、殴っても拳を痛める事は無いわね。さぁ!頑張って!」
諸悪の根源である、ひかりさんが石碑を指差した。はぁ~、やるしかないか。シオン頑張ります!
私は石碑の前に立ち、目をつぶって深呼吸をする。そして集中する。・・・・神経を一点に研ぎ澄まし、石碑を見据える。
カッ!
「バー○ナックル・ハリ○ーン!」
魔力を乗せた拳を前に突き出し、回転を加えた事により攻撃力、貫通力を高めた一撃!相手は死ぬー!
「砕けろーーーーー!!!!!」
私は魔力の他にスナップを利かせた鋭い突きを放つ!
ガッギーーーン!
なっ!?
岩を殴ったのに、金属を殴った様な感触でヒビが入った程度だった。・・私の力はこんなもんじゃ無いはずだ!もっと魔力を・・・いや、自分の魔力以外で、大気から自然から力を借りて高めよう!
もう一度、拳を腰に戻し静に妄想・・あ、違った!瞑想を始める・・・
ゴゴゴゴッ!
私を中心に風が吹き荒れる。その中で静かに、ただ静かに魔力と闘気の両方を高めていく。
(師匠!貴方の教えは私の中で生きています!これからも見守って下さい)
※ノリです。師匠はいません。
もう一度!必殺技を放つ!
(一部の読者にはバレてたけど)
「○方不敗が最終奥義!
せきはァッ、てぇぇぇん○ょぉぉぉぉけぇぇぇぇぇん!」
自分以外の自然の力を借りて、従来以上の攻撃を放つ!
ドッカッーーーーーン!
盛大な音と爆発な感じで石碑が壊れる。
「やったわね!シオン」
「流石はシオンお嬢様!」
「うむ、素晴らしい拳だった」
「す、凄い!」
「格好良いですわ♪お嬢様!」
「やるなー!」
皆さんからお言葉をもらう。ふっふっふ!私に出来ない事は無いのよ?おーほっほっほ!って、いかん!悪役令嬢っぽくなってしまう!ここは、おほほほーと笑うのがいいのかしら?難しい問題だ。
粉々になった石碑の欠片は薄く蒼く光っていて、ひかりさんが幾つか拾っている。
「良い感じよ~これなら結界の役目を果たせるわ♪精霊を封印する結界石を、魔物が入れなくする結界石に変換するわね!」
ひかりさんが石を持ちながら湖の周りのをグルッと廻っていく。神獣の亡骸の所で石を使って何か呪文を唱えると神獣の遺体が光となって消えて、空へ帰っていった。後には、小さな苗木が芽を出していた。私はひかりさんの側に行くと何をしたのか聞いてみた。
「ひかりさん何をしたの?」
「神獣のシロクマを天に還したの・・ここはシロクマが最後まで子供を守っていた場所だから、精霊樹を植えていたのよ」
「精霊樹?」
「そう、いずれ精霊達が集まり新しい精霊の森になっていく一本の木よ♪ここに埋めれば次第に広がり魔物もいなくなるわ」
おお!流石はひかりさん!素晴らしいです!
子パンダがよちよち歩きながら精霊樹を見つめる。なんかジーンとくるな・・・
私は少ししんみりした気持ちになったが、石碑の場所からゴゴゴゴッ!と音がして皆が驚き、元の石碑の所に視線を集める。
ザッボーーーーン!
大きな水柱が立ち登ったと思ったら地面に大量の水を叩き着けながら人の姿をした精霊?が出てきた。
『よく私の封印を解いてくれたのじゃ!御礼に、魔物や魔族どもを血祭りにしてやるのじゃ!』
姿は12歳ぐらいだろうか?物騒な事を言っているが、のじゃロリスかな?まぁ、大丈夫だよね・・?(疑問系)
「貴女は誰ですか?」
私はみんなを代表して聞いた。
『ふっふっふ!よくぞ聞いたのじゃ!我こそは、水の精霊王・・・・・・・・・の娘じゃ!」
おい!水の精霊王じゃなく娘かよ!?
この後まだ仕事があるのにめんどくさいことになりそうな予感がした。




