表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
4章:戦争は大変なのです!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

56/180

物理じゃないとダメみたいです!(無理だよ~

【緊急告知】

悪役令嬢シオンのキャラ画像を公開しました。


最初のプロローグの前に投稿しましたので是非ご覧下さい!

(出来れば感想も待ってます)



私達が、神獣の赤ちゃんである子パンダの、激しい争奪戦を始めようとしていた時、マチスさんが水魔法で湖を渡り、中央の石碑のある島に行っていた。マチスさん水属性も持ってたんだ。ってか、ひかりさん子パンダ寄越せや!

ひかりさんに抱かれている子パンダに、エミリアやサクラさん、リンデさんが釘付けになっている。私ですか?無論釘付けですよ?なにか?


マチスさんが戻って来た。


「あの石碑自体が魔力を帯びている見たいでした。不思議な感じも確かにしました」


マチスさんの言葉に、ひかりさんも行ってみる事になった。今度は私は水魔法で足場を作り、みんなで中央の小さな島に行きました。その場所は確かに石碑しか無かったけど、石碑の下から澄んだ綺麗な水が湧き出ているようだった。


「綺麗な水ですね!ここから出て来ているみたい」


「本当だ。これだけの水が湧き出ているのなら地下水が流れているのかな?」


ひかりさんは子パンダを私に譲り(やった♪)石碑を触りながら調べている。



挿絵(By みてみん)



「・・・魔族の封印魔法だわ。でも封印が解け掛かっているみたいね。長い間、清浄な魔力を含んだ水に晒されていた事により、石碑にも精霊の魔力が染み込んでいったのね」


ひかりさんの説明に首を傾げる。


「偶然ですか?」


「いいえ、封印された精霊が封印を解除しようと内部から働き掛けているのでしょう。でなければ、こんな魔の森に聖なる泉なんて出来ないわ。おそらく、水の上位精霊が封印されているのだと思うわ」


周りのみんなも湧き出る水を見つめる。リーゼンなどは水飲んだりもしている。


「これだけ綺麗な水ならさぞ旨い酒も造れるだろうな」


酒豪のシールも水を飲んで感想を言う。


「ひかりさん、精霊を解放したら水も止まっちゃうかな?」


「そうねー、そこは解放された水精霊にお願いしない事にはわからないわね・・」


まずは、封印を解いてからだね。ここはリンデさんや冒険者達の大事な場所だから残して置かないといけないしね


「ほぼ封印は解けているので、後は最後の殻を破るだけね」


「ひかりさん、殻って?」


「石碑を壊すだけよ♪」


なるほど・・それは簡単だ。腕自慢の団長達にやらせましょうか。


「誰に壊して貰おうかしら?」


各団長達を見ると、全員私が!とアピールする。


「シオンお嬢様。ここは私にお任せ下さい!木っ端微塵にして見せます!」

「いいや!俺に任せて下さい!一撃で壊しますよ!」

「ここはわしに任せてくれい!若いもんには負けん!」


各団長が必死にやらせろと言ってくる。


「皆さん、元気が有り余っていますね。流石はフィリアス騎士団です!」


リンデさんが感心する。いや、リンデさん!多分、ひかりさんや子パンダに良いところ見せたいだけだと思うよ?ひかりさんがみんなを押し止めて言ってくれる


「皆さんのやる気はわかりました。ただ、今回はシオンに壊してもらいます。皆さんはこの後の魔物の誘導の時に力を貸してもらいますね」


なんですとーーーー!?


か弱い女性・・女の子にナニをさせるのよ!私にこの石碑を破壊しろと?5メートルはある石だよ?魔法ならできるけど・・私、女の子!まだ7歳!

ひかりさんが思い出した風に言う


「あ、物理で壊してね!魔法はNGよ?」



ふざけんなーーーー!!!!!うら若き乙女にナニをさせるんじゃい!無理だよ!何を考えてるのよ!団長達で良いじゃん!


「この石碑に精霊の魔力が宿っているみたいだから、普通に壊してしまうとただの石になってしまうのよ。シオンが魔力を込めて殴れば(・・・)、同じ精霊の波長のため、魔力が失わずに石を結界の再利用に使えるの。シオン!頑張ってね!」


おぉぉぉぉのぉぉぉぉーーーーー!!!!!



殴れって言った?言ったよね!?

ハードル上がったよね!武器を使っても厳しいのですが!???


「お嬢様の赤龍を倒した必殺技が見られるのですか!?」


ヤメテ!そんなキラキラした目で見ないで!?私は何でも出来ないのよ?出来る事だけよ?赤龍だって、ひかりさんと契約した時のハイテンションモードだから出来たのよ?こんな石を破壊するためにあれをまたやれと・・・?マジですか!?





・・・女は度胸っていうし、覚悟を決めてやってやるわ!









愚者の声

ガタガタ・・・


シオン

「ふっふっふ・・何を怖がっているのかしら?」


愚者の声

「や、止めて下さい!許して!」



シオン

「ダメよ♪フィニッシュブローは外せないわ♪」


愚者の声

ダッシュー!!!!!


シオン

「俺のこの手が真っ赤に燃える勝利をつかめと轟き叫ぶ爆熱○ッッッドフィンガー!ヒィィト・エンド!」




ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!

『あれほど著作権に引っ掛かる言葉を使うなと・・・ガック』





『よろしければ感想、評価、ブックマークよろしくお願いします!』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ