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悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
3章:動き出した国々です!

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41/180

出番がありません・・・グスン(挿絵あり

挿絵の勉強中~

絵心がないのでExcelで図形や地図を入れていきます。


マチス特務部隊長は焦っていた。フィリアス騎士団が精強なのは知っていた。しかし、噂より強すぎる(・・・・)のだ!此方の兵は次々討ち取られているのに、向こうは誰1人として殺られない。あり得ないだろう!此方は100人以上いるのに、半数以下しかいない敵を全く(・・)倒せないのだ。


「あり得ないだろう!何なんだ!あの強さは!?」


どんどん味方の兵達は減っていき、本来なら既に撤退命令を出す時期は過ぎている。だが、余りも強いフィリアス騎士団を前に撤退指示を出すことが出来なかった。すでに後方は全滅、側面も半壊近い損害を出していた。1番人数の少ない側面が唯一、押している感じだったがフィリアス公爵が討って出てからは、土龍騎士団も万が一があってはと、俄然やる気を出して対応していた。

しかも、後方を片付けたサクラがやって来てからは安心してフィリアス公爵を守る事に専念出来るようになった。側面の殲滅も近い!


マチス特務部隊長は側近の兵に指示を出す!


「俺に続け!魔法攻撃に切り替えるぞ!」


「「はっ!」」


「味方を援護する!火属性魔法!何でも良い!ぶっぱなせーーー!!!!」


一斉に、10人以上からの火属性魔法が青薔薇騎士団に襲い掛かる!


ゴオォォォォォ!

ドッカーーーーン!!!!


青薔薇騎士団に魔法が着弾して、爆音が響き渡る。辺りは炎に包まれる。


「やったか!?」


ようやく、一部とは言えフィリアス騎士団を倒した事により安堵する。


「直接攻撃から魔法攻撃に切り替え・・・!?」


マチス特務部隊長は最後まで言えなかった。炎の中から青薔薇騎士団が飛び出して来たからだ!


「な、何故だ!直撃したのに!?」


所々、焦げているが大した火傷も無く飛び出し、襲撃者を屠っていく。フィリアス騎士団の鎧には龍の素材が使われていることは有名になったが、その効果は知られていない。赤龍の素材を使っている事で火属性や他の魔法属性に対して高い耐性が付加価値(エンチャント)されているのだ!


はっと我に返り、自分しか使えない闇属性の魔法を使う。


「視界を奪え!【ブラインド!】」


さすがに、直接攻撃ではない魔法は効いたようだ。


「今だ!目の見えない内に殺せ!!!!」


『彼の者から闇を消し去りなさい【クリアライト!】』


一瞬、青薔薇騎士団が淡く光ると視界がすぐに戻り、襲い掛かってきた敵を返り討ちにする。


「な゛っ!?」


そこでマチス特務部隊長も、相手に光の精霊王が付いていることを思い出す。どんどん兵士が倒され、全滅の可能性が出て来てしまったため撤退指示を出そうとした時だった。フィリアス家には幸運、襲撃者には悪夢がやって来た。



ドッドッドドドドドド!!!!


地響きが響き近付いてきた。


「まさか!?もう戻って来たのか!?」


前方の方から土煙が見えてきた。


「うおぉぉぉぉぉおおおお!!!!」


雄叫びを上げて全速力で駆けてくるのは赤龍騎士団団長リーゼンだった。愛馬に強化魔法を掛けてやって来たのだ!


襲撃者達は背後から逆に強襲される形となった。赤龍騎士団が突撃し、主力部隊を蹂躙していった。


挿絵(By みてみん)



「貴様等!許さんぞ!蹴散らしてくれる!!!!」


赤龍騎士団は文字通り、襲撃者達を騎馬で蹴散らす!敵は大混乱に陥った。




これが決定打となり襲撃者達の動ける者達は散りじりに逃げていった。






シオン

「ぽ~♪」


愚者の声

「どうしたんですか?」


シオン

「ぽ~♪」


愚者の声

「もしもし?シオンさん?」


シオン

「ぽ~♪」


愚者の声


「き、聞いちゃいないな・・・」




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