表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/180

プロローグ(挿絵あり)

ちょっと変わりダネで書いて見ました。

豆腐メンタルなので批判的コメントはオブラートでお願いします。


面白かったら感想、評価、ブックマークよろしくお願いします!

挿絵(By みてみん)



皆様、初めまして!


(わたくし)は転生者で、生前大ヒットした国民的乙女ゲームに【良く似た(・・・・)】世界に転生しました。

現在の私のキャラなのですが、よりにもよって悪役令嬢の立場であるシオン・フィリアス公爵令嬢として産まれ変わりました。


さて、今後の重大な事なので少しお話しておきましょう。


良くある乙女ゲーム転生小説では某ゲーム通りにストーリーが進んで、卒業パーティーで婚約破棄及びざまぁ展開が起こるのがテンプラ・・・こほん、テンプレとなっていますよね?しかし、現実問題としてそれはあり得ない(・・・・・)事なのです。何故なら、ゲームと違い人々は現実的に生きていて、自分の意思で動き成長していくからなのです。


例えば、ゲームと違い病気になる事もあるし、不慮の事故に合う事もあるでしょう。そして1番の違いは意思を持っている事です。考えても見てください。全く同じ環境で産まれたとして同じ自我や思考回路になるとは限らない。頭の出来は同じでも勤勉な性格になる事もあれば、怠け者になる場合もあるでしょう。そしてゲームの限られた世界の中ではあり得ない、この【良く似た世界】は現実として存在し、人も成長と言う進化する事が出来るからなのです。新しい技術の発見と生活レベルの向上、偶発的な戦争や飢饉など様々な要因で世界は廻っています。


ここまで哲学的な、ふーん見たいな話を要約するとパラレルワールドと思って貰えればわかり易いです。神様であっても、そこに住む生きている者全ての意思を管理し動かす事など誰でも無理だと子供でも分かります。


つまり、ゲーム当初(産まれたばかり)は同じでもこれから15~20年で世界はゲームとは違い変わっていくのです。


だから─



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

挿絵(By みてみん)



「オギャアー!オギャアー!」


とある屋敷にて元気な赤ちゃんの泣き声が響き渡る


「旦那様!おめでとうございます!元気な女の子でございます!」


子を産んだ母親の、お付きの侍女は別室で待機していたこの屋敷当主カイン・フィリアス公爵に報告する


「おお、良かった!それでシルビアはどうだ?」


「母子共に無事でございます!」


魔法のある世界でも、まだまだ出産には危険が付き物な世界で公爵はやっと安心して落ち着きを取り戻した。


「ささっ、奥様とお子様に会って下さい」


侍女に言われて部屋に入ると、若干疲れた顔で我が子を慈しみながら頭を撫でている妻がいた。


「おお!なんて可愛い赤子なのだ」


「貴方と私の子供ですもの♪」


二人で子供を見ながら労りの声を掛ける


「シルビア、大丈夫かい?辛かったらすぐに言うのだぞ」


「ふふふ、確かに辛かったですが2回目ですし・・この子を見たら元気が湧いて来ましたわ」


公爵はそうかと呟き、仲の良い夫婦の穏やかな時間が流れる。そんな中、泣き声を出しながら()は冷静に今の状況を考えていた。


『目が良く見えない、声を出しても泣き声しか出ない。身体も動かない。でも会話は聞こえる・・・私、赤ちゃんになってる!?』


産まれたばかりの私はただただ今の状況に驚いていたのは二人の両親は知るよしも無かった。



【愚者の声】

不定期更新ですが暫くは定期的に投稿しますのでよろしくお願いします。


シオン

「毎日投稿して私の輝かしい活躍を書きなさいな!」


愚者の声

「仕事が忙しいので無理デス~(泣)」


シオン

「使えないヤツですわね!」


ビシバシッ!


愚者の声

「ぎゃぁぁぁあああ!!!!」

Σ( ̄□ ̄;)




『よろしければ感想、評価、ブックマークよろしくお願いします!』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ