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悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
3章:動き出した国々です!

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晩餐は楽しくですよ♪

ギャグはここまで!次は・・・


本日は色々とあって疲れたので、お城でお泊まりになりました。そして私はー




【お城の厨房にいます!】



なんでやねーん!(リズム良く言いましょう)



っと、自分にツッコミたいです。お城の王宮料理を楽しみにしてたのに!どうしてこうなった!?

私は、新たな未知なる食材を求めて探求する美食○を・・・・目指しているのに!美食○シオンここにあり!ってね♪(セーフだよね?色んな意味で)


でも実は、夜の晩餐に大臣達の逆恨みを恐れてたいしたおもてなしが出来ないと嘆いていた王妃様に対して私が立候補したのです!仕方ないよね?料理人でも大臣や文官達と繋がりのある人がいたり、賄賂や脅迫でバカなことヤっちゃう人も絶対いるからね・・・


光の精霊王の加護がある事は城中に知れ渡ったから大丈夫だと思うけど、お客様に用意するのは心配と言う事で私が手を上げたのです。


「さて、料理長さん。食材を確認させてもらいますね」


王宮の料理長は複雑な顔で私を案内する。まぁ、そうだよね。自分の料理が信用出来ないから代わりの者に調理させるってだけでもプライドが傷付くのに、調理するのがこんな子供ならもっと複雑だよね!でも、安心してください!とても美味なものを作りますので!

私はやるぞー!っと、両手を握ったのだった。


えーと、食材は・・・・おっ、ジャガイモあるじゃん♪それにチーズね。数種類もあるね。あんまり時間もないし【チーズフォンデュ】を作りますか!手っ取り早く作れて、美味しい主婦の皆さんの味方ですよ~


私は調理場の皆さんに晩餐の料理を伝えた。


最初は簡単な料理なので料理長などはピンッと来たが、王族の方々に食べて貰うのに相応しいかどうか、うんぬんかんぬん言ってきたので、まず食べて貰う事にした。食材をさばく包丁さばきに驚かれました。フィリアス家の食卓は私が守っているのです!


まず隠し味に、白ワインを強火に掛けてアルコールを飛ばしてチーズと牛乳、とろみを付ける為に小麦粉を混ぜますよ~チーズの種類が幾つか有ったから、これで味が変えれるね♪


人参やジャガイモ、ブロッコリーなど各種野菜を軽く塩茹でして柔らかくして盛り付ければ完了です。あっ、パンに付けても最高だよ♪


調理場の料理人に食べて貰いました。絶賛です!ただ、チーズに付けて食べるだけで美味しくなるとびっくりでした。野菜には下味付けてあるし、野菜嫌いな子供でも食べれるようになるから不思議だよね☆


後は、マッシュポテトにジャガイモのポタージュスープを作りました。


「美味い!ジャガイモは最近フィリアス領から入荷出来るようになり、王都周辺でも栽培が始まった芋類だが・・・凄い!焼いてよし、煮てよし!揚げてよし!全てのパターンで調理出来るとは!?しかもそれにより味も食感もまったく変わる魔法の食材だ!」


ちなみに、病気に強く荒れ地でも育つので大量に生産しやすいのも特徴ですよ♪


「フィリアス領では、年に1回ジャガイモの料理コンテストを開催する事になり、広くレシピを公開する事になってます。料理長も今度参加して下さいね♪」


おおっ!


「最近のフィリアス領の発展は目覚ましいものがありますな!シオンお嬢様すみませんでした!正直、あなたに料理は出来ないだろうと思っていました。申し訳ない!」


頭を下げる料理長に私は別にいいよーと軽く返事をし、仕上げに取り掛かるのだった。


王族の食事の間でーす!・・到着!


部屋に入ると皆さんが待っていました。フィリアス各騎士団長と近衛騎士団長ローランドさんもいます。護衛も兼ねているのです。


「シオン!待ってましたわ!?」


1番の出迎えはひかりさんでした。やっぱり食べるのね・・・


「シオンの本格的手料理・・・ジーン!」


「良い匂いですわー♪」


「この色にとろみはただのチーズでは無いのかしら?」


「お嬢の手料理だ!」


「もう死んでも良い・・・」


皆さんがそれぞれの感想を言ってくれる。ふふん♪食べたら美味しさの余り、ハイテンションになっちゃうぜい!


「さて、熱々が美味しいので説明は後でお召し上がり下さい。野菜やパンを千切ってチーズに付けて食べて下さい。チーズは3種類あり、それぞれの味が違いますのでお楽しみ下さいね♪」


私がこの世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!をしてみんなが食べ始める。


「「いただきます!」」


チーズにそれぞれの食材を付けてぱくりっ・・・


!?


「美味い!」

「野菜は苦手だけどこれなら食べられる!もっと食べたくなる!?」

「ん~うまし♪」

「シオンお嬢の料理はいつも最高です!」

「ガツガツ!」

「城塞都市でうどんを食べたが、あれも良かったがこれも素晴らしい!」


王妃様がレシピを聞いてきたので料理長に伝えてあると言ったよ!


チーズもあるし今度はピザを作ろうかな!土魔法で釜戸を作ればイケるでしょう♪




こうして、いつもはナイフとフォークの音だけが響く晩餐の食事はワイワイガヤガヤと楽しい食卓になったのでした☆



ちなみに夜はイーリス王女様の部屋で一緒に寝ました!まだ7歳だから女子トークは無くて少し話したらお腹いっぱいですぐにお眠むでした。




お休みなさーい!








シオン

「さぁ!食べるがいいわ!」


愚者の声

「なぜ高圧的!?そしてこの紫色の物体はなに!?」


シオン

「食べればわかります」


愚者の声

ドキドキ・・・パクり

「ぐがあぁぁぁ!」


シオン

「なんて事でしょう!猛毒抗体を持っていないなんて!?」


愚者の声

ふ、ふつうは持ってな・・・い

ガクッ




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