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悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
3章:動き出した国々です!

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最後はグダグダです。いつもの事ですが・・

ようやくお城の話に終わりが見えました!予定より3話も長くなってしまった。でもまだちょっと続きます!

ようやく皆さんが落ち着き、本題へと入った。


「良くも悪くも光の精霊王である私がいるのです。今後は、相手も迂闊に手を出さないでしょう」


さっきのカオスの事は忘れて、ひかりさんが言うと、お父様や国王様が頷いてお互いを見る


「表だっての襲撃は無いだろうが、問題はー」


「問題は、誘拐や暗殺ですね・・」


光の精霊王がフィリアス領に現れた事はセフィリト王国では広まっている。今回の事で王族にも光の精霊王の加護があると、大勢の貴族や騎士達に知れ渡ったことだろう。さらに、噂が他国にも届くのは時間の問題である。そうなれば、手を出しにくくなるだろう。

今や伝説上の光の精霊王に手を出せば、民衆や他国から反感を買うのは必死だ!と、なると相手が取る手段は限られてくる。


「・・だから城塞都市から戻って来たら帝国からの招待状や使者が大量に来るようになったのか」


「ふざけてるな!勝手に攻撃してきて、失敗したら懐柔に走るとは!」


この時点で帝国の企みはほぼ看破され、上手くいかなくなったのだった。


「残る手は・・・誘拐ですね」


周りのみんなの顔つきが変わる


「帰りは、近衛騎士団を貸そう!」


国王様が言うとお父様は少し思慮する



「・・いや、それは断るよ。フィリアス騎士団の各騎士達を10名ずつ連れてきている。それだけで40名だ。それに私達と侍女を含めると約50名。これ以上は多すぎるだろう」


そうなのです!来るときも少し言いましたが、新生フィリアス騎士団を御披露目するために大勢の騎士達を連れて来ているのです。普段は多くても20人ぐらいなのです。宿屋に泊まれなくなる人数になるので。勿論、下手な威圧や刺激を各街や貴族に与えないためである。


「しかし・・・」


国王様は心配みたいだ。それはそうだろう。大臣や上級文官達を一斉に処罰したばかりで、近衛騎士団も大臣達の屋敷に向かい、証拠の確保や家の差し押さえで出ているのだ。逆恨みで襲われる可能性が高いのだ。


「私達もしばらくは食事や襲撃には気を付ける。そちらも気を付けろよ?」


「ああ、わかったよ。もし襲撃されたら返り討ちにしてやるから」


「また、フィリアス家が襲われたら今度こそ戦争だ!騎士達には悪いが、余り弱腰過ぎると相手に舐められ、逆にもっと被害が出るだろう。下手に手を出すと痛い目に合うと判らせないとな!」


国王様はやる気だ!


「もう、遅いですし今夜はお城にお泊まり下さい。中庭にいる騎士達も呼んで客室へお連れします」


王妃様の言葉に、ようやく長い話し合いが終わったのだった。


「シオン!今夜は一緒に寝ましょう♪」


王女様が爆弾を落とす。


「王女様と一緒になんて恐れ多いですわ」


王女様はぷくーと頬を膨らませて言う


「イーリスですわ!シオンはわたくしのお友達なのですから名前で呼んで!」


「イーリスずるいぞ!シオン、私もアイオスと呼んで欲しい!」


王子も参加したよ・・・


「えっと、イーリス様にアイオス様・・で、良いですか?」


「「もちろん!!!」」


二人の声がハモる。


「「いや、許さん!!!」」


別の二人の声がハモる。

ん?なんだろうと隣を見るとお父様とお兄様でした。


「イーリス王女様はともかく、家族以外の男の名前を呼ぶなんて許さない!」


「レインよ、余り束縛するとシオンに嫌われるぞ?」


アイオス様とお兄様がバチバチと火花を飛ばす。はぁ、またですか・・・


「王宮の料理楽しみ♪」


ひかりさんや、ずっと人形でご飯食べる気満々ですね。太りますよ?ぶれないですね。この世にはずっと居られないのでは無かったのですかな?


「ふふふ、シオン?精霊は食事した物を魔力に変換するから太らないのよ♪でもお仕置きね♪」


また私の思考を読んでグリグリする。いだたたたー!酷い!何それ!ズルい!卑怯よ!?


「ひかりさん、食べた物を魔力に変換するのは人間でも出来るのでしょうか?」


おおっと、お母様と王妃様が喰い付いたよ!?


「ん~、出来るわよ?完全では無いけど食べている時に、体内の魔力を燃焼させて吸収を良くして回復力を高める事は難しくないわ。その副産物として、脂肪として身体に蓄積されるものが魔力変換されて減るのよね」


お母様と王妃様がズズッいっと、ひかりさんに近付き、肩を掴んで教えて下さいと言い寄った。


「は、話しますから肩を掴んで揺らさないでー!き、気持ち悪い・・・・」


ふっふっふ、精霊では当たり前でも美容や体重を気にする人間の女性を甘く見るからそうなるのよ!ってか、私に助けを求めないで!お母様に逆らうなんて無理だから!?


最後はいつも通りのグダグダな展開で終わりました。



何故!真面目で大事な話しがこうなる!?

(作者にもわかりません!2回目)



解せぬ!






愚者の声

「1度で良いので王宮料理食べてみたいなー」


シオン

「無理ですわね♪」


愚者の声

「そこ!いきなり夢を砕くな!」


シオン

「せめてフレンチのマナーは知っているのかしら?食事に使うナイフとフォークは内側、外側どちらから使うの?」


愚者の声

・・・プスプス


無理デスね。




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