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悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
3章:動き出した国々です!

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内密なお話しデスよ?話が進みませんわ・・・

タイトル通りですみません。なぜこうなるのだろう?話が脱線していってしまう。この小説ってギャグでしたっけ?


『ふっふっふ!』


ひかりさんの声が響いた。


「ひかりさん、変な演出は良いから早く出てきてよー!」


すると、ひかりさんが淡い光とともに人形(ひとがた)になって現れた。


「もう!シオンちゃん!バラしたらだめでしょう!?」


ひかりさんが、むきー!と手を握って両腕を上げてばんざいした感じで抗議する


「良い大人が何を言ってるんですか」


私は半分呆れて言い返したよ!


「産まれ変わってから7年しか経って無いから子供ですー!」


そう言うひかりさんに子供かっ!?とツッコミを入れてしまった。(あれ?あってるの?大人?子供?なんか違う???)


・・・近々、ハリセンを用意しよう!本気(マジ)で!と心に誓う私でした。


そんなやり取りを唖然とした顔で見つめる王族達がいました。フィリアス家ではこれがスタンダードになっているので今さらでしたけれど・・・


「いやはや、伝説上の光の精霊王様に御会いできて光栄です!」


国王様がソファーから立ち上がり、片膝を付いて敬礼をする。王妃様達もそれに倣う。いやいや、ひかりさんごときに(ひどい)そんな事をしなくても良いですよー!


ひかりさんが、そんなに畏まらなくても良いですよと、気軽に返事をしてお互いソファーに座り直したのだった。


でもー


ひかりさんが私にちょんちょんと指を付いて来たので何かなー?と見ると・・ひっ!


「自分で謙虚に言うのは良いですが、他の人に言われると頭にくるのよ~?」


と、ニコニコしながら頭をグリグリされたよ!?いだたたたたたー!

言って無いよ!心で思っただけだよ!とは言うまい・・・シクシク


私とひかりさんがじゃれていると、真面目な話しに戻りました。


「ひかり様で良いですか?先程は御協力頂きありがとうございました!貴女のおかげで、大臣達の処罰がスムーズに行ました」


「私は何もしてませんわ。全ては、フィリアス家のためであり、国王であるあなたの英断です。ただ、出来ればあの愚か者達の罵声が飛ぶ前に止めて欲しかったのですが」


国王様が頭を下げる


「それについては本当に申し訳ありませんでした。大臣達に失言させる機会を待っていましたので」


なるほど、みんなの前で言ってしまえば言い逃れ出来ないからね。色々と考えているなー


「まぁ、それは仕方がないですね。では、話を戻しましょう。帝国に対する今後の方針ですが、まだ決まっていないのではありませんか?」


あれ?そうなの?これだけ証拠があれば・・・ん?どうするんだろうか・・・戦争!?


私もようやくその考えにたどり着き、国王様を見る


「正直、その通りなのです。恥ずかしい話しですが戦争に踏み切れないでいます」


「それはそうだろう。こちらの情報が筒抜けの状態では勝てぬ!それ以前に、お前が気にしているのは戦争に行く兵士と、巻き添えをくう民を考えての事だろう?」


優しい王様ステキです♪こんな王様で良かったよ。この国の人達は幸せだね。私も頑張らないと!


突然、みんなが私の方を見てきょとんとした。


「シオン!あんな奴を見ないでお父さんを見なさい!」

「父上!私の婚約者を口説かないで下さい!」

「あらあら、あ・な・た・!ちょっとお話がありますわ・・」

「お父様、不潔ですわ!シオンは私のものです!」


真面目なお話しの場が【カオス】になったよ!私、また口に出しちゃった!?もう!私のバカバカ!


「まったくシオンは困った子ね~」


お母様だけがやれやれといった感じでお茶を飲んでいる。いやいや!みんなを止めてよ!?


「まぁまぁ、皆さん落ち着いて下さい。シオンも少し黙っていなさい。話が進みませんわ」


ひかりさんにも叱られる始末です。解せぬ!


「こほん!さて、話を戻しましょう!」


光の精霊王に言われて皆さんが口を閉じる。さすがは無駄に貫禄があるひかりさんだよ!きゃー!素敵です!愛してるよー!


と、私がこのカオスを止めたひかりさんに賛美を心で贈っていると


「えっと、どこまで話していたでしょうか?そうそう、シオンの愛は誰のものと言う話でしたね♪そもそもシオンの愛とはー」



「ちっがーーーーーーーう!!!!!!!」



ひかりさん!ついさっきの私の賛美を返しやがれ!何も合って無いよ!ひかりさんよ!私に何か怨みでもあるのか!?ちょっと部屋の外で話そうか?一晩中付き合うぜ!?


「シオン、急に大声で叫ぶのは良くないぞ?さて、シオンの愛は父である私のものと言う話しだったかな?」


「おい!何をさらっといい加減な事を言っている!お前の娘が私を尊敬していると言う話だっただろう?」


「いえいえ、婚約者である王子の私の事を素敵だと言ったのですよ?父上、最近耳が悪くなりましたか?」


「シオンは同性で同年代の親友である私の事を素敵と言ってくれたのです!シオンの愛は私のものですわ♪」




・・・また【カオス】になった。私か?私が悪いのか??私がおかしいのか???私のせいなのだろうか????



誰か助けてーーー!!!!

(誰か教えて下さい!作者もわかりません!)










愚者の声

「(怒)」


シオン

「あら?どうしたのかしら?怖い顔をして」


愚者の声

「前回、私のスマホを川に落としたでしょう!!!!」


シオン

「あら?そうだったかしら?」


愚者の声

「そうだよ!データ飛んだよ!小説書けないよ!?どうするの!」


シオン

「あらあら、そんな事でしたの?相変わらず愚か者ですね?ああ、愚者でしたわね」


愚者の声

「今回は許さないからな!」


シオン

「はぁ、まったく・・・なろう様のIDとPSはわかりますか?メモ取っていたでしょう?これを入力してログインですわ」


愚者の声

「これで良いの?」


シオン

「そうですわ。なろう様では執筆中に自動バックアップされ、保存されたバックアップデータを復元する事が出来るのですわ♪」



愚者の声

「マジで!すげぇ!?」


シオン

「注意事項として編集時と同一の端末・ブラウザをご利用の場合のみ情報を取得できます」

byヘルプ参照



愚者の声

「キラキラ!神様!ありがとう!」


シオン

「ふっ、ちょろいですわ♪」






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