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悪役令嬢戦記!~大切な人のために戦います~  作者: naturalsoft
7章:コラボ小説なのです!
158/180

~日常の日々~

先月末に新作小説

【聖歌大戦!~君に捧げる鎮魂歌~】


を20話ほど一気に投稿しました。

挿絵が多いのでぜひ読んで頂ければと思います!

さぁ!帰って来ましたよ!

我が故郷!フィリアス領に到着です!


「し~お~ん~!!!!!」


おや?あれは………?


「酷いのじゃ!我を置いてけぼりにするなんて!1人で美味しいものを食べてきたんじゃろう!?」


「ゴメン!誰だっけ?」


ステンッと転ぶ幼女はプルプルしながら上空に水の球体を作った。


「お約束!どうもありがとうなのじゃ!お礼はこれで良いかの!?」

「うわぁぁぁぁ!!!冗談だよ!水の精霊王の娘【スイレン】ちゃん!!!」


プシューー、水の球体が萎んで無くなるとトコトコッとシオンに近付いた。


「………お土産はあるのじゃろうのう?」

「はいはい!いっぱいあるから屋敷まで待ってね!」


そうなのです!ここは港で船が到着したばかり。私達の住む屋敷まで1時間ほど掛かります。


「お嬢様ーーーー!!!」


ガバッ!!!?


なんだこれ!?なんだこれ!?


急に抱き付かれて苦しいのです!

クンクン、ハァハァ、クンクン、ハァハァ!


ヤバい人だよ!これーーーー!!!!


「これっ!!!止めんか!!!」


土龍騎士団長シールが私に抱き付いてきた人物を蹴り飛ばした。

犯人は蒼薔薇騎士団長エミリアでした!


「何をする!貴様はお嬢様と一緒だったから良いが、私はお嬢様エナジーが切れそうだったのだぞ!?」


お嬢様エナジーってなんですか!?


「着いてそうそうに騒がしいのう?もう少し落ち着けんのかのぅ?」


猫の姿のアルトのお爺ちゃんがため息混じりに言いました。私のせいなの!?


「「「シオンのせいだ(じゃ)!」」」


理不尽だーーーーーーー!!!!!!


なんやかんやで屋敷に戻ると早速、ミスレイン公国から仕入れた香辛料などを使って料理を作りました!


「うまうま!!!」

「はぐはぐ!!!」

「ガツガツッ!!!」

「モグモグ……」


…………やべぇ!屋敷の中も外もカオスになっているよ!?


どうしてこうなった!?


唐辛子はうちにあったので、刺激的なスパイスをミスレイン公国から仕入れることが出来たので、【カレー】を作ってみたのですが、香りの魔力にまず屋敷中の人々がゾンビのようにやってきて、見た目の色に躊躇はしたものの、1度食べだしたら止まらないのよ!?

お米もたくさんあったのに無くなりそうになったので急遽、パンに付けて食べるカレーパンもどきにしたりしたけど、香りが外にまで漏れだし、街中の人々が集まってきたからもう大変なのよ!!!?


「辛いのに美味い!?」

「ごくごく!ぷはーあ!水が美味い!」

「幸せなのじゃー!!!」


その後は街中でカレー祭りになりました。

(なんでやねーーーーん!!!)


「「「シオンお嬢様ですからね!!!」」」


解せぬ!!!!!?



ぽかぽかと暖かい陽射しの中、1人の少女が元気良く畑を耕しています。


「よっこいせーのよっこらしょう!」


鍬を持って振り上げては下ろす動作に汗が飛び散り、ある者は見とれてしまうぐらい美しかった。

少し離れた場所にある畑には赤、青、黒、白の各色の鎧兜を着た集団がいた。


「おまえ達!お嬢様ばかりに働かせて恥ずかしくなのか!!!?」

「「「恥ずかしいです!!!」」」


「おまえ達!美味いご飯は食べたいか!!!」


「「「食べたいです!!!」」」


「なら!死ぬ気で耕せやーーーー!!!!!隣の奴に負けたらメシ抜きだ!!!」


「「「うおぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!!!」」」


鎧兜を着た集団の叫び声で大地が震えた。


「な、何が始まるんですか!?」


1番端にいた新人が怯えながら呟いた。


「おまえは確か、騎士団研修でやって来た奴だったな?」

「はい!セフィリト王国の西側にある街から来ました」

「それなら知らないのも無理はないか。良いかよく聞け!ここは戦場だと思え!気を抜いたら死ぬぞ?」


!?


「な、何ですかそれは!?一体何をさせるのですか!?」

「もし万が一でもおまえが勝負に勝てたら100枚の金貨に勝るご褒美が貰えるんだぜ?」


ゴクリッ

「ご褒美ですか?」


金貨100枚にも勝るご褒美とは……!?

フィリアス騎士団の団員は


【真顔】で言った。

【真顔】で言った。


「フィリアス公爵家ご令嬢にして光の精霊王の契約者であるシオン・フィリアスお嬢様の手料理が食べられるんだ!」


!?


その新人騎士は俄然やる気になり、見事勝利を勝ち取りました。あぁ……独身騎士には女の子の手料理は夢なんだよね~

「なんだよ!これ!?美味すぎる!!!また食べたい!」


こうして、手料理を食べた新人騎士は次からは今まで以上に死にもの狂いで訓練に励むのでした。


これがフィリアス領のシオンの日常なのです!


「ねぇ?シオン?コルセットの紐は完成したのかしら?」


忘れてたーーーーーーー!!!!!!!?


にっこり!

「お仕置き……ね?」



いっやーーーーー!!!!!!






愚者の声

「これにてコラボ小説は終了となります!更新が遅れて申し訳ありません!」


最近はリアルが忙しくなり更新が出来ずゴメンなさい!なんとか更新出来るよう頑張ります。



本編どうしよう?

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