がががーーーん!
あの長い行列を待ち、王様と王妃様に挨拶をしました。
「お疲れ様です。王様、王妃様」
「ははっ、こんな場で気軽に挨拶をしてくるのはフィリアス公爵家の方々ぐらいですよ」
「でも、ありがとう!これでもう少し頑張れますわ」
そうだった。王様と王妃様はこの人達の相手をずっとしていたんだった!ただ待っている私が疲れたなんて失礼だったよ。
私も我慢しなきゃ!
私も我慢………
我慢………
………
が・ま・ん・!
できるかーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
なぜ私がキレたかというと、あれからパーティーに出席した貴族パーティーで、うふふ、アハハと愛想笑いを浮かべて我慢に我慢を重ねた結果………
あははははははははははは………………
建国祭が終わっちゃたよ(泣)
しくしくしくしく…………
パーティーでは余り料理も食べれなかったので憂鬱です。
「シーオーンー!明日は空いてる?街に行ってもいいってさ!」
ミスレイン公国のお姫様シオンちゃんがやって来ました。ついでに光さんも一緒でした。
「あれ?シオン?どうして憂鬱そうな顔をしているの?」
かくかくしかじかなのですよ~しくしく
シオンちゃんと光さんが顔を見合せて、笑い出した。
「うふふふ………」
「あはははっ!」
なになになに!?なんだよー!!!
「あのね、シオン。建国祭は3日間あるのよ?言ったと思うけど………?」
!?
がががーーーん!!!!!!!
( ̄□ ̄;)!!?
なんですって!?
お仕置きの衝撃で忘れてしまっていたの!!!
「明日は街へ、食べ歩き出来る?」
「ええっ!そのお誘いに来たのよ♪」
うるうるっ!!!
「やったーーーー!!!!」
跳び跳ねるように喜ぶシオンだった。
「せっかくの建国祭が1日で終わったら勿体ないでしょうに。遠い所からくる方々の為に3日間、盛大にお祭り騒ぎよ♪」
「明日は朝一番で出掛けるよ!」
すっかり元気を取り戻したシオンに、光さんが伝えた。
「明日は私が付き添いするけど、あんまり羽目を外さないでね?」
「「了解であります!」」
ビシッと敬礼をする二人に苦笑いをする光さんでした。
「今日はもう遅いので、お風呂に入って早く寝なさいね~」
「は~い!」
テクテクッと途中でシルクちゃんと合流して、欲情………じゃない、浴場へ着きました。
「背中を流しっこしようね♪」
「うん!良いよ~」
「早く入ろう!」
う~わ~♪さすがは王城の大浴場ですね♪広いし綺麗だよ!大理石ってヤツかな!?
「「わーい!」」
「こら~危ないから走ったらダメよ~」
光さんも一緒来たのよ!何故に!?
「あふぅ~気持ち良いよ~」
「そだねー♪」
「疲れが取れるー!」
湯船に浸かりまったりする【幼女】達に、少し離れた場所で光さんも湯船に入ってくつろいでいた。
「はぁ~良いわね~♪特に肩が凝るから気持ち良いわ~♪」
じーーーーーーーーぃ!!!!!!!
「大きい……」
「大きいね」
「……ペタペタ」
光さんを見ながら自分の胸を揉みもみするシオン達、しかし悲しいかな……同じ【9歳】でも格差社会なのです!因みに、シオンは9歳です!
7章:閑話なのです!コラボ小説始動・・・なのです!の話に記載してあります。ってか、まだ9歳なんですよねー?なかなか時間が進まなくて申し訳ないです。っと、話が脱線しましたね。では、本編に戻ります。
「………ズルい!シオンばっかり育って!」
(揉みもみ)
「うん!シオンが1番大きいよ!ズルい!」
ええっ!?そんなこと言われても………
「えいやっ!」
きゃーーーーーーー!!!!!!
「ちょっ!シルクちゃんやめっ………」
「私も♪とりゃ!」
きゃーーーーーーー!!!!!!
「あん………ダメ……♪」
「おおっ!ちゃんと揉めるだけある!?」
「はぁん……本当にダメ……」
シオンは変な気持ちになり初めていた。
シオンは変な気持ちになり初めていた。
大事な事なので2回言いました。
「は~い!ストップよ♪」
いつの間にか側にやってきた光さんが待ったを掛けた。
「ごめんねー?一応、健全な小説だからちょっと規制するわね♪」
小説って何だろう?でも助かったよ!
「みんなまだ若い(幼女)なんだから、これから大きくなるわよ♪色々と………ね」
意味深な言葉をいって、光さんは湯船から上がり身体を洗いだした。
「あっ、私が洗ってあげるよ~」
「あら♪ありがとうシオン」
「シルクちゃんは私が洗ってあげるね♪」
「じゃあ後から私も洗ってあげる」
こうして、きゃきゃうふふの時間が過ぎていくのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「くっ!?健全な小説が憎い!」
シオン
「私はスケベな貴様が憎いわ!」
愚者の声&シオン
「ぐるるるるっ!!!!!」
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