コラボ小説始動・・・なのです!
すみません。
5月から更新頻度を戻そうとしたのですが、別の小説を書き始めたので1週間に1度の更新でお願い致します!
5月からは土曜日更新となります。
m(_ _)m
あれから2年経ちました。
私は9歳になり、お兄様は10歳になりました。まだまだ子供ではありますが、やれることも増えてきて立派な淑女(笑)として礼儀作法やダンスなど習い事をしっかりとやりつつ、えっほらこーと畑仕事も(メインで)頑張っています!
国王様の肝入りの各騎士団や守衛で、見込みのありそうな人達の研修を兼ねたフィリアス領での実地訓練のおかげでフィリアス領は潤っています。人が増えると経済も動くからね!無論、贔屓にならないように別の領地から特産物をまとめ買いしたりと品薄の商品を他の領地の事も考えて仕入れて、良好な関係を築いています。
そしてフィリアス領がある程度、落ち着いた時期に家族旅行の企画が持ち上がったのです!
まぁ、正確には海を挟んだ友好国との親睦会なんですけどねー
私が生まれる前に向こうの国で大飢饉が起こり、お父様がかなりの安い捨て値で食糧を向こうの支援として送ったらしいのだ。向こうの貴族もなかなかの人物で、家財などほとんど売りさばいてそのお金で食糧を購入したらしい。それが民から支持され1貴族から独立して一国の王様になったとか!良いことはするもんだね!!!
その国の名前は【ミスレイン公国】
元々、ミスレインって家名だったらしいよ。私もすごくお世話になっている国なのよ!だって日本にあった調味料などこの国から輸入しているの!醤油もあるのよ!でも醤油は最近、うちでも造れるようになったので、その他の新しい穀物を探すのもありかなー?
多分、向こうにも【いる】と思う。私と同じ転生者が……ね!
建国10周年記念で、繋がりの深いお父様が呼ばれたのよ。お父様は向こうの建国式典とミスレイン国王様の結婚式にも出席している。凄かったらしい!空一面を彩る【花火】が次々に打ち上がったってさー、こちらには祝砲はあるけど花火は無いの(ションボリ)ミスレイン公国から輸入はしているけど高いし、数も多くないしね。花火大会やりたいよー!!!
てな訳で、家族で旅行も兼ねて向こうの国へお出掛けです!船で二泊三日の旅ですよー!結構近いのね。
緊急時はクマネコの遠距離通話があるし便利です♪
最悪、アイトのお爺ちゃんに古龍に変身して空を飛んで戻れば1日で帰れるしね!
今から楽しみ!
「シオンーーーー!向こうには美味しい料理があるの!?」
ひかりさんがそんなことを大きい声で叫びながら走って来た!
「もう!ひかりさん、はしたないですよ?でも、そうですね……向こうには私と同じレベルかそれ以上の料理人がいるでしょうね」
そう言うとひかりさんの目がキラキラと期待に満ちた輝きに変わった。
「それは楽しみね♪」
ひかりさん、スキップして行ったけど……付いてくるき満々だよ……
でも私も楽しみなんだよね。ミスレイン公国から輸入してくる食べ物、特に調味料は日本で馴染み深い物ばかりだから。料理のレパートリー増えそう♪
シオンも知らない内にスキップしてその場を後にするのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【フィリアス家執務室】
フィリアス家当主カインは悩んでいた。シオンの父親である。
「どうするべきか………言った方が良いのか?」
向こうの国に【同じ名前】の王女が居ることを……しかも、噂では向こうの王女もうちのシオンに負けず劣らずやらかす事で有名である。もし二人のシオンがそろったらどうなる事やら……心配事は尽きない。
シオンの事は信用しているが、抜けている所のある娘に何事も起こさない様にと願うのだった。(まぁ無理なんですけどね♪)
父親の心配とは裏腹に当のシオンは………
「アルトのお爺ちゃん!何か食べたい物はある?」
「ワシはオムレツがあれば何でもいいのじゃ!」
「今度、オムライスを作ってあげるね。オムレツにご飯が入っていて美味しいよ~♪」
「それは楽しみなのじゃのぅ!」
「きゅいきゅい!」
黒猫とクマネコを、もふもふしながらブラッシングしていた。
クマネコは2年で普通のジャイアントパンダの大きさになり乗れる様になっており、笹以外にも普通のご飯も食べれる様になっていた。まぁ、人間と一緒で雑食だからね。遠距離通話の通信装置では、前は笹の形だったが今ではイヤリングや首飾り指輪といった様々な形に出来るようになっていました☆
いやー!
もふもふ天国最高ーーーーーー!!!!!
限りなくテンションの高いシオンであった。
愚者の声
「思ったより帝国編が長引いたせいで書けなかったけど、ようやくコラボ小説に入れました!」
シオン
「この小説の参考なった小説ですわね?」
愚者の声
「そうですね!先に投稿した小説でこの小説に影響を与えたのですよ~」
シオン&愚者の声
『父と母は転生者!そして私は悪役令嬢・・らしいです?』
こちらの小説もよろしくお願い致します!
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