思い出に浸る日
思い出に浸る日
悲しい過去の隙間に
あなたの笑顔が散らついて
僕は幸せになれるんだ
そう思ったのです
思い出した時の顔が
優しかったから
ギスギス目紛しく
変わる日常
明日はアレして
明後日はコレして
部屋に帰っても
一通り終わらせては
虚しい気持ち
重ねながら
疲れに押されて
眠るだけ
このまま一人で良い
半ば中途半端に掲げた
開き直りの気持ちは
行き帰りの道の
笑い声でクシャクシャになり
歩いている感覚が
フワフワになりながら
一人でボロボロになるのでした
思い出に浸る日
悲しい過去の隙間に
あなたの笑顔が散らついて
僕は幸せになれるんだ
そう思ったのです
思い出した時の顔が
日常の僕より
優しかったから
あなたに貰った証明書
今は結構ボロボロで
私が好きになったんだから
他の誰かも好きになってくれるよ
って言葉は
最初は屁理屈に聞こえ
時間が経つにつれ
すがる言葉になり
今は夢物語に近づいている
手一杯な自分の事
幸せな廻りの色
比べてるわけじゃないけど
悪態はつけないから
良いなと思いながら
これから何とかなるかな?
とハテナだけが大きくなった
幸せじゃないし
不幸せでもないけど
真ん中に居たら景色は
変わらなかった
もう秋だね
思い出に浸る日
悲しい過去の隙間に
あなたの笑顔が散らついて
僕は幸せになれるんだ
そう思ったのです
思い出した時の顔が
優しかったから
思い出に浸る日
悲しい過去の隙間に
あなたの笑顔が散らついて
僕は幸せになれるんだ
そう思ったのです
思い出した時の顔が
優しかったから
あなたの顔も優しかったから
あの時あった
幸せは今も作れるんだ
その根拠も
一緒に居たあなたが
僕にくれました
僕は優しい笑顔になる事を
諦めません
僕を支えてくれた人の
その想いを確定させる為に