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四天王最弱の闇の貴公子に転生した俺は器用貧乏を返上し、無限の手札と敵専用チート級最強最悪スキルで、高笑いと共に全てを蹂躙し屈服させ覇道を征く!  作者: ミオニチ
第2部 〈全世界統一制覇〉編

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87、フェストア聖教国事変・2。――夜。ニノハの記録より。

 ―月―日


 ボクの愛しの上役(マスター)へ!


 聖都から巡察に来た聖司教ペドロスさんから聞いた話は、大体こんな感じでした!


 まずは熱いお茶と甘ぁいお菓子をいただいて。


 あ! 猫舌なボクは、そのときちょっと舌を火傷しちゃったんだけど、ペドロスさんが「後で染みるといけないから」って、回復魔法でパッと治してくれました!


 昔、必要に迫られてスキル習得したらしいです! いい人ですよね! ……うーん。あの噂って、本当に本当なのかなぁ?


 ボクのこと、子猫みたいに可愛いって、やたらと褒めてくれたし……。


 あ! また脱線しちゃってる!


 じゃあ、そろそろ本題に入りますね!


 ここからは、書きやすいようにペドロスさんから聞いたときみたいに敬称略で!


 いちいち『様』とか『さん』とか誰に何つけるのか考えるの、めんどくさいし!


 えーっと、まずは。


 世界三大国の一つで、聖なる女神教の総本山でもあるこのフェストア聖教国は、いま揺れに揺れているそうです!


 その原因は、もちろん世界に覇を唱える魔族による新興国家、魔王国エンデ!


 そして、前魔王であった少女デスニアを屈服させ自らの右腕としてその座に着いた君主の魔王ジュド!


 数多の小国の属国化にその覇道は(とど)まらず、このフェストア聖教国を除く世界三大国の残る二国!


 勇者輩出国クインブレン王国とは当初は不可侵、そしていまは友好的な同盟を結び!


 いまや太陽の少女ともあだ名される当代の勇者アリューシャは、魔勇者を名乗り、魔王ジュドの左腕に!


 さらに! 建国千年! いまは大陸一つをその版図に収めた世界一の侵略軍事超大国エリミタリア永世帝国に至っては!


 なんと名高き最強戦力にして最高幹部である四大将帝を全て破り、ついには永世皇帝ネスカリシュオまで退位させ、属国化しちゃった! すごい!


 こうなってくると、いまのいままで静観を決め込んできたこのフェストア聖教国も、無関係ではいられるはずもなく!


 その対応を巡って、国上層部が真っ二つに分裂!


 不服従と虎の子の神聖騎士団による徹底抗戦を叫ぶ強硬派!


 和平と同盟を結び、穏当に国体の維持を図ろうとする穏健派がバチバチに!


 なんか強硬派に多数、穏健派に少数の原因不明の聖司教を含む司教や司祭の不審死が相次いじゃって、暗闘でてんやわんやらしいですよ! マスター!


 さらに、ボクからちょっと話は振ったんですけどやっぱりペドロスさんは知ってました!


 実はその対立の裏で、魔王国エンデが密かに密偵兼刺客を送り込み、強硬派穏健派関わりなく、自分たちの目指す理想世界に将来邪魔になるものを暗殺してまわっているって!


 で、そこまで知ってるんならってことで、ボク聞いてみたんです! ペドロスさんに!


 そしたら、怖くないって言ってました!


 ペドロスさんが調べた限り、いままでに不審死しちゃったのは、強硬派穏健派共に黒い噂!


 つまり、一般教徒からの賄賂とか搾取とかの黒いお金で疑われてる、それも表立っていまの教国の教会法ではどうにもできない権力者ばかり!


 自分のような清貧を旨とする敬虔なる信徒には関係ないし、むしろ私利私欲に塗れた聖職者にあるまじき唾棄すべきものどもを排除する、言わば千載一遇の浄化の機会だって!


 うーん。やっぱり違うんじゃないかなぁ。あんなに自信満々なんだし。


 あと、聖教国の頂点の聖天司教ミョルギニルさまも薄々真相に気づきながらもそう思ってるから、静観してるんじゃないかって言ってました!


 ペドロスさんがつけてたから、一応聖天司教ミョルギニルさまには、『さま』つけときますね! 深い意味はありません!


 えーっと、大体こんなところですね!


 ふぁ。あれ? なんだかすごく眠い……。


 ボク、もう寝ますね。


 明日の朝には、結果も出てると思うので。


 おやすみなさい。ボクの愛しのマスター。

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