第五十五話 1月1日
起きたら4時半だった。
鈴木君はまだ寝ていたので置き手紙を書いて飯野さんと待ち合わせをする✩✩神社の近くのコンビニに身支度をしてから歩いて向かった。
6時前にどうにか間に合った。
飯野さんはもう来ていた。
「拓さん、今日は私の方が早かったですね。」
「凄いね、流石。」
「それほどでもないですよ。人も増えてきたので行きますか。」
「うん。」
神社に2人で向かった。
到着すると混む手前ぐらいだった。
「早めに来て良かったですね。」
「そうだね。」
「お詣りした後、おみくじを買っていいですか?」
「いいよ、僕も買うつもりだったし。」
「ですよね〜。」
「まずはお詣りに行こう。」
「はい。」
手水舎で手等を清めた後、列に並んで少し待った。
その後自分達の番になったら賽銭を入れて鈴を鳴らしお詣りをした。
····神様、去年は飯野さんに出逢わしてくださりありがとうございます。
今年は去年よりもましな男になれるように頑張ります。
お詣りが終わったら、おみくじを買った
「拓さん、どうでした。」
「小吉だったよ。飯野さんは?」
「私は大吉でした。」
「凄いね。」
「そうですね〜毎年吉とか中吉だったのに今年は大吉なんてやっぱり拓さんがいるからですね。」
「·····もうっ!飯野さんはおだてるのが上手いな。何か奢ろうか。」
「奢らなくていいのでこの後映画を観に行きませんか?」
「何か観たい映画があるの?」
「はい。」
「じゃあ行こうか。」
「私、車で来たので車で映画館に行きましょう。」
「うん。えっ?飯野さん車運転出来るの?」
「はい。運転免許ありますよほら。」
「本当だ····意外だな。」
「そうですか?」
「うん。」
「まぁ駐車場まで歩きましょう。」
「うん。」
駐車場まで少し歩いた。
「私の車です。」
「格好いいね。」
「ありがとうございます。私が大学受験で合格したときに父が買ってくれた車なんですよね。」
「そうなんだ〜」
「後の席、散らかっているので助手席に座ってもらっていいですか?」
「わかった。」
車に乗るときフワッとフローラルないい匂いがした。
女性の車に乗るのは初めてで映画館に着くまでドキドキが止まらなかった。
「到着しましたよ。酔いませんでしたか?」
「大丈夫。」
「じゃあ行きますか。」
「うん。」
お店の中に入った。




