第四十九話 クリスマスの奇跡(木毛尾)
あれからダイエットを続けて70キロまで痩せた。
コミケまであと4日。
それまでにあと1キロ落として69キロになりたい。
最後まで頑張るぞ。
しかし今日はクリスマスなのでダイエットを休ませてほしい。
何故ならクリスマスケーキを食べたいから。
クリスマスケーキは毎年買っている。
この時期のケーキは格別に美味しいから。
去年はサイズが1番小さいホールケーキを買って1人で食べていた。
今年もサイズが1番小さいホールケーキを買う。
コンビニで注文したので仕事帰りにコンビニに取りに行く。
·····仕事帰りが楽しみだ。
今日は特にミスするわけでもなく仕事を定時に終わらせることが出来た。
早く帰れた分よりテンションが上がった。
コンビニに到着するまで心の中でスキップをしていた。
到着して店の中に入るとえ······まさか!驚いて尻もちをついた。
偶然コンビニの店内に飯野さんがいた。
僕が飯野さんに気付いたとき飯野さんも気付いたようで近寄って来た。
「拓さん久しぶりですね。尻もちついたようですけど大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ、心配してくれてありがとう。そういえば飯野さんはどうしてコンビニに?」
「実は友達とクリスマスパーティーをするためにお菓子や飲み物を買っていました。拓さんは?」
「僕はクリスマスケーキを取りに。恥ずかしながら1人で食べるんだけどね。」
「えー!楽しそうじゃないですか。私ホールケーキを1人で食べたことないので羨ましいです。拓さんは凄いですね、尊敬します。」
「お世辞どうもありがとう。そろそろ帰るよ、じゃあコミケでまた会おう。」
「はい。」
クリスマスケーキを受け取り家に帰った。
家に帰ったら前日に買ったチキンとシャンメリー、そして今日取りに行ったクリスマスケーキで1人クリスマスを楽しんだ。
途中で飯野さんからL●NEがきてパーティーの画像が送られてきた。
僕も1人クリスマスを楽しんでいる画像を送ったら、くまのスタンプでいいねと送られてきた。
1人なのに1人ではないような気がして楽しいクリスマスになろうなった。




