第四十七話 どうした拓さん!(飯野)
事務所に所属してから3ヶ月経過した。
初めは大学、レッスン、オーディションで毎日で忙しかったが、ここ最近は安定してきて余裕が出てきた。
久しぶりに拓さんとL●NEをしたくなってメッセージを送ろうとしたが、友達リストから拓さんがなくなっていた。
·····拓さんどうして…何も言わずに消すなんて。
L●NEを何ヶ月も放置した私も悪いが無言で消すのはどうなんだと戸惑いと怒りが半々だった。
これで親友に近い存在の拓さんをなくしたのであった。
あれから1ヶ月後、前よりもオーディションをたくさん受けるようになった。拓さんを忘れるために。
ある日オーディション会場に向かっていると見たことのある後ろ姿を見た。
·····あれはもしかして、拓さんかも。
黙ってL●NEを消した理由が知りたくて拓さんを後ろから追いかけて無防備な左腕を掴んだ。
「あの拓さんですよね?」
「そうですけど何か?」
「なんで黙ってL●NEを消したんですか?久しぶりにメッセージを送ろうとしたら友達リストから消えていたんで辛かったです。」
「僕がメッセージ送っても無視し続けるからだろ。それでもう僕との友達関係を終わらせたいんだと思って消しちゃったよ。」
「そんなことなかったんですよ。大学、レッスン、オーディションの毎日で忙しかくてメッセージが送れなかっただけで、拓さんとの友達関係を終わらせたいんなんて1度も考えたことがありません。」
「そうだったの。僕の早とちりか。」
「はい。あの提案なんですけどもう1度L●NE交換しませんか?」
「僕L●NEのアカウント消しちゃったよ。」
「もう1度新しく作ればいいじゃないですか。」
「そうか、わかったよ。」
「私待ちますから。」
拓さんが新しくアカウントを作った。
「じゃあもう1度。」
「うん。」
L●NE交換をした。
「それでは私はオーディションがあるので急ぎますね。夜メッセージ送りますね。ではさようなら。」
「さようなら。」
オーディションはギリギリ受付に間に合い無事受けることができた。
その後ちょい役に選ばれたのは別の話。
夜になって拓さんにL●NEを送った。
『拓さん、ここ最近メッセージ送らないですみません(´..̫.`)反省してます。』
拓さんからメッセージがきた。
『僕こそ大人げなくてごめん(´..̫.`)』
返信した。
『私、前よりも余裕が出てきたのでまた夜にL●NE送りますね(•‿•)』
渋いウサギの了解スタンプが送られてきたので、くまのありがとうスタンプを送ってくまの寝ているスタンプを送ったら、渋いウサギの寝ているスタンプが送られてきた。
これで仲直りをすることが出来てホッとした。
気が抜けたら電池が切れたかのように眠った。
累計pv3000超えたんですけどまだ痩せた木毛尾拓描けていません。できるだけ早くxにポストしますのでよろしく。




