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第四十二話 大学の学園祭(木毛尾)

 朝6時に起きた。

 

 今日は飯野さんの大学の学園祭だ。


 スマホで飯野さんの大学の学園祭の情報がSNSに出ていたのでタイムスケジュールを調べた。

 

 14時に演劇サークルの演劇があるらしい。


 他も見たいので早めに10時に家を出た。


 バスで大学に向かった。


 10時30分に到着した。


 ····敷地広いな。

 自分が13年に通っていた大学より広い。


まだ演劇が始まるまで時間があるので他のサークルのステージや模擬店をまわった。


 ····懐かしいな、この雰囲気。僕も昔あんな青春を送ったな。

 

 しみじみとした。


 しばらく色々とまわったら演劇が始まる15分になったので演劇があるステージに向かった。


 混んでいた。


 どうにか見やすい場所を確保することができた。


 ····わくわくしてきた。

 戦隊ヒーロー好きの飯野さんが主役だからきっとアクションものだろう。

 あえて内容について調べないようにしていたからどんな内容かわからない。


 始まった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[前説]

 私の名前は英田えいだ 雄愛ゆうあ 表向きは普通の大学生。

 

 本当の正体は青春戦隊爽快ジャーのメンバー。


 偶然、変な時計を拾ったらヒーローとして選ばれた。

 

 爽快ジャーは赤、青、黄の3人の戦隊ヒーロー。私は赤の爽快レッド。


 敵は若者の青春を台無しにして負のエネルギーを集めている悪の組織 暗闇ダークネス

 

 そんな暗闇ダークネスから青春を守るために私達は戦う。


〜〔場面転換〕〜


[本編]

 今日は彼氏の三賢みかた 智弘ともひろと遊園地デート。


「わー」


「キャー」


色々なアトラクションを楽しんでいた。


 しばらくして身につけていた爽快ジャーウォッチから 〈ピー〉と鳴った。


 ····敵が現れたか。


「智弘ごめん。用事を思い出したからもう帰るね。」


「そうなの?残念だな。じゃあね〜」


「じゃあね〜」

 

 急いでウォッチのレーダーに出ている敵がいる浜辺に向かった。


〜〔場面転換〕〜

 

 浜辺に到着したら、爽快ブルーとイエローが敵の幹部根暗と戦闘員達を相手に戦っていた。


 私はウォッチに向かって叫んだ。


「爽快チェンジ」


〔幕で隠し早着替え〕爽快レッドに変身した。

 

レッド「ブルー、イエロー遅れてごめん。」

 

ブルー「遅いよ、レッド。」 


イエロー「本当そうだよ。レッドがいなかったせいで大変だったよ。」 


レッド「ごめん。遅くなった分、戦闘員達は全員私が倒すよ。その代わりにブルーとイエローは幹部根暗を相手にして。」


ブルー&イエロー「わかった!」


 戦闘員全員が私の方に来るように挑発したら、くるくる宙をまわって爽快ピストルで撃って一網打尽にした。


 倒し終わってブルー達に合流したら、幹部根暗相手に苦戦していた。


幹部根暗「2人でこんなものか、たいしたことないな。」


ブルー&イエロー「つ、強い!」


レッド「2人とも大丈夫!」


ブルー&イエロー「どうにかもったけど私達だけだと歯がたたなかった。」


レッド「2人で駄目なら3人だよ。合体必殺技をしよう。」


ブルー&イエロー「そうだね。」


幹部根暗「1人増えたところでどうにもならないということをわからせてやる。合体必殺技でも何でもやってみるがいい。」


 私達3人はそれぞれの武器爽快ピストル、爽快ショットガン、爽快マシンガンを合体させて合体必殺技【爽快トルネード】を幹部根暗に喰らわせた。


幹部根暗「くっ、少々お前達を甘く見ていたようだ。分が悪いのでこの場は退散させてもらう。さらばだ。」

 

 幹部根暗はいなくなった。


レッド「私達勝ったんだ。やったー。」


ブルー「安心するんじゃないよ、レッド。結局、幹部根暗は倒せていないのだから。」


イエロー「ブルー、そんな喜びに水を差すこと言わないで素直になろうよ。」


レッド「そうだよ。」


ブルー「そうかな。」



 幹部根暗には逃げられたが浜辺にいた若者達の青春は守ることができた。


 暗闇ダークネスとの戦いはまだまだ続く。


[終]

  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈パチパチパチパチ·······················································〉


 演劇サークルの人達が出てきてカーテンコールをした。


演劇サークル全員「ありがとうございました。」


 終わった。

 

 内容はありきたりなストーリーだったけど、戦いのシーンはすごかった。

 特に飯野さん。宙をくるくるまわって体操選手みたいだった。普通、ピストルを持った状態であんな動きをするなんてありえないのにやってのけるとは····本当超人だな。


 演劇が終わり、特に見たいものはなかったので家に帰った。


 

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