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第四十一話 忙しい(飯野)

 拓さんと遊びに行く前からずっと将来のことで悩んでいた。


 このままでアクション女優になれるのか。


 アクションは平日の週3で習ってはいるが、アクション俳優の專門学校で学ぶ人より劣っていないか。


 もう大学3年生なのだから今からでもまっとうに就職を目指した方がいいんじゃないか。

 大学の学園祭後にはもう夏季インターンシップがあるのだから。


 現在私には2つの選択肢で迷っている。


 アクション女優を目指すor諦めて普通の会社に就職

 


 アクション女優を選ぶ場合、インターシップは受けないで芸能事務所のオーディションに色々応募しまくる。

 アクション俳優になるには専門学校に通い、芸能事務所にスカウトかオーディションを受けて合格して所属が普通の方法だ。

 私は普通の大学で演劇サークルに所属し、アクションの教室でアクションを習っているだけ。そこから芸能事務所のオーディションに合格しなければいけないから茨の道だ。


 諦める場合は夏季インターシップを受けて色々就職活動の準備をする。


 本当は今もアクション女優になりたいと今でも思っている。

 しかし周りは普通の会社に就職を目指している人しかいないからこれでいいのかとも悩む。


 そのことを同じサークルに所属している里美にお昼のときに相談した。


 すると里美からあっさりと

「悩む前に芸能事務所のオーディションを受けたらいいじゃん。就職活動もそうだけど、何回も当たって砕けるもんだから。」と言われた。


 確かにどんなこともすぐに上手くいくことなんて稀だ。1回も挑戦しないで判断するのは間違っていた。


 私は芸能事務所のオーディションを受けることにした。

 

 今月は大学の学園祭でする演劇の練習と芸能事務所のオーディションを受けるための準備で大忙し。

 だが、どっちも両立してみせる。


 演劇は私が主役だから責任重大だが、サークル活動最後の晴れ舞台だから頑張りたい。


 芸能事務所のオーディションもまずは書類選考の通過しなければ話にならないが、大丈夫だと願ってオーディションで必要なことを練習して頑張りたい。



 どちらにも情熱を注いで必死に頑張って日々努力した。

 

 演劇はアクロバットなどのアクションをいれるのでわりと過酷。 

 しかしアクションの教室で2年以上だてに習っていないのでこなした。


 芸能事務所オーディションの方は第2希望の事務所と他も何社か書類選考で受かった。

 

 これから2次審査で色々大変だろうけどアクション女優になるために挫けず頑張るぞ!と気合を入れ直した。


 


 

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