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第二十六話 ヒーローショーデート本編④

 気軽に読んでください

 喫茶店に到着した。

 中に入ると、昔ながらの小洒落た喫茶店だった。

 

「拓さん、いい雰囲気の店ですね。」


「そうだね。いい店だね。」


「何を注文しますか。私はナポリタンとコーヒーとたまごサンドにします。」


「いいね。僕はナポリタンとオムレツとコーヒーにしようかな。」


「いいですね。拓さん、提案なんですけどオムレツとたまごサンドシェアしませんか。私も食べたいのでオムレツ。」


「いいよ。シェアしようか。」


 店員さんを呼んだ。

 僕と飯野さんが食べたいものを注文した。


 待っている間、テレビの『脱臭ジャー』の話をして盛り上がった。


 しばらくして、店員さんが注文したものを運んできた。


「拓さん、美味しそうですね。」


「そうだね。食べようか。」


 オムレツとたまごサンドを分配してから僕は、ナポリタンを食べた。

 入っているものは、玉ねぎ、ピーマン、ウインナーという王道ナポリタン。

 家で作ろうと思ってもたぶんこの味には、ならない。

 それぐらい美味しい。


 飯野さんの方を見たら、ナポリタンを完食していた。

 

「飯野さん、ナポリタン美味しかった?」


「はい、これはペロリですね。秒速で食べ終わりました。拓さんは?」


「まだ途中、飯野さんを見てたら負けてらんないな男として。」


「別にフードファイトじゃないんですから、拓さんのペースでいいんですよ。そういえば今気づいたんですけど、拓さん痩せました?」


「····えっ今?···実は僕、最近ダイエットして6キロ痩せたんだ。」


「そうだったんですね。確か前よりも全体的に細いし、引き締まってみえます。あと髪型も変えました?」


「うん、美容室で切った。」


「すいません、今さっき気づきました。何か心境の変化でもあったんですか?イメチェンするなんて。」


「うん、大切な人ができたんだ僕。その人のそばにいても恥ずかしくない自分でいたかったから頑張ったんだ。」


「素敵ですね。いいな〜羨ましいそんな人がいて。

拓さんって誰かのために努力ができる素敵な人なんですね。」


「飯野さんにそう言われるとすごく嬉しい。」


「私の意見なんて大したことないですよ。それよりも今日のヒーローショーの話しましょうよ。そのためにここに来たんですし。」


「そうだね。今回のヒーローショー、やっぱり必殺技のところが激アツだったかな。」


「合体必殺技のシーンですか?あそこプロジェクションマッピングと風船を効果的に使って迫力ありましたね〜」


「本当にね〜」


「拓さんは、『脱臭ジャー』で誰が好きですか?私は『脱臭ブラック』です。ヒーローショーのときもクールな立ち回りで格好良かったです。」


「『脱臭ホワイト』かな。唯一敵を倒すのではなく、敵を浄化して敵意を無くさせるという慈悲深さが好きなんだ。」


「『脱臭ホワイト』も好きです。私と拓さんの

推し、2人合わせるとオセロですね。」


「飯野さん、面白い着眼点だね。確かに白と黒合わせればオセロだね。」


 そんな『脱臭ジャー』のヒーローショーの感想を言い合いつつ、飲食をして、しばらくしたら僕と飯野さんは食べ終わった。


「拓さん、美味しかったですね。」


「そうだね。全部絶品だったね。もう帰ろうか。ここに来たのも僕が言い出しっぺだし、年上だからおごるよ。」


「いいえ、自分の分は払います。拓さんは年上だけど友達ですから、貸し借りは良くないです。あともっと一緒にいませんか?丁度近くに戦隊ヒーローのグッズショップがあるのでそこも行きませんか?」


「わかったよ。別々に払おうか。友達だもんね。

戦隊ヒーローのグッズショップも行こうか。」


「拓さん、私のわがままに付き合ってくれてありがとうございます。」


「飯野さんのわがままは·····わがままじゃない。わがままだとしても可愛いわがままだよ。」


「拓さん面白いことを言いますね。さっさと会計すませて戦隊ヒーローのグッズショップ行きましょう。」


「そうだね。」


 僕と飯野さんは自分が食べた分だけそれぞれ支払った。


 僕と飯野さんは戦隊ヒーローのグッズショップに行った。

 全国ネットのヒーローからローカルヒーローまで、さまざまなグッズが売っていた。

 

「拓さん!ここにいるとテンション上がりますね!」


「そうだね!わくわくするね!」


「あの提案なんですけど、今日の初遊び記念にお互いに戦隊ヒーローのグッズプレゼントしませんか?」


「いいね。やろうか。」


「サプライズなのでわかれて買いましょう。」


「わかった。」


 わかれて買い物をした。


 しばらくして買い物が終わったので集合した。


「じゃあ渡し合いましょうか。」


「そうだね。」


 プレゼント交換をした。


「じゃあ、いっせーのーで·····で同時に見ましょう。」


「いっせーのーで·······」 

 同時にプレゼントをみた。


 僕がもらったのは『ガングロ戦隊クロギャルジャーのクロギャルピンク』のストラップ。僕が飯野さんにあげたのは、『ガングロ戦隊クロギャルジャーのブラック』のストラップだった。


「拓さん、私達気が合いますね。まさか同じ戦隊シリーズのストラップを買うとは。」


「そうだね。びっくりしたよ。」


「でも『クロギャルジャー』は、私がヒーローショーのお姉さんで拓さんが客席で観てくれた思い出もあるので、プレゼントにぴったりかもしれないですね。」


「そうだね。」


「拓さん、もらったストラップ大事にしますね。」


「僕も大事にするよ。」


「拓さん、今日は楽しかったです。ありがとうございました。」


「飯野さん、僕も楽しかった。また何処かに行けたらいいね。」


「そうですね。そのときは、お互い事前にL●NEしましょうか。」


「そうだね。」


「さよなら」と言って解散した。

 次は、ヒーローショーデート後

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