第十四話 キモオタ髪を切る
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僕は鈴木君と美容室に行った。
僕はいつも床屋で、美容室で髪を切ったことがないから緊張していた。
それを察して鈴木君が、
「たっくんは、太っているけど顔は小顔だから。パーマでもツーブロックでも以外と似合うよ。」と爽やかに励ましてくれた。
その言葉に勇気をもらって、
「鈴木君ありがとう。もう大丈夫。」と言った。
生まれて35年、ずっとこのTHE平凡髪型だ。
短くもなく、長くもなく、だから今日どうなるか楽しみだ。
でも、美容師の腕が悪すぎて、変な髪型になったら嫌だな。
なんて考えている間に美容師の人が来た。
受付を済ました。
鈴木君は、僕が終わるまでスマホでもみてて待っているらしい。
美容師の人に椅子に座らされ、
「今日はどのような髪型にしますか?」と聞かれた。
「清潔感あるように見える髪型にしてください。」と僕は言った。
美容師の人は、「わかりました。」と言って別の方に行った。
別の人が来て、髪を洗う場所の椅子に座らされ、髪を洗われた。
また次の席に座らされ、髪を乾かしつつ、髪を切った。
しばらくして完成した。
鏡を見たら別人のような爽やかな髪型に変わっていた。
待ってくれた鈴木君に新しい髪型を見せたら、
「たっくん、いいじゃん!」と褒めてくれた。
髪も切ったので、僕と鈴木君は帰路についた。
「鈴木君、今日はありがとう。鈴木君が来てくれたから、服とか髪も失敗せずに済んだよ。」
「どういたしまして。でもまだ気は抜けないよ。
たっくん、デートまで1週間きっているから、そのだらしないお腹どうにかしなよ。お洒落な服着ても太ってたら台無しだから。」
親友だからこそ時には厳しい一言も言ってくれるから、鈴木君はいいやつだなと心の中で思った。
「そうだね。でも実は1週間前から筋トレを始めているんだ。デートの約束してから。2キロは落ちてるよ。」
「たっくん、あと3キロ頑張れ。それぐらい減れば多少マシに見えると思う。」
「頑張るよ、格好良くデートするために。」
鈴木君は、「うん、頑張れ!」と応援してくれた。
僕達は、途中の道でわかれた。
次は、ダイエットの話




