19話(抵抗)
久しぶりの投稿です!!忘れていたわけではないんですよ!!!!!
coc境界線付近、森の奥地、少し高台で下は崖となっている。ここで現在、新型機捕縛作戦が行われていた・・・
作戦に使用される機体は、G型機、スナイパータイプ。10年ほど前にロールアウトされた旧式であるが、現在の78番基地にあった唯一の機体であったため仕方なく使用されることとなったのであった・・・
「プラユット軍曹、準備はよろしいか?」
「はい・・・まだ少し右肩は痛んでおりますが、狙って撃つぐらいならばできるかと」
「ふん。こんな時に限ってパイロットが一人だけしかおらんとはな、しかも、負傷者とはな」
「申し訳ございません、少佐・・・」
ブラックシーガー隊に乱入され、パニック状態に陥った78番基地。必死に応戦するも巧みな連携により様々な火器や設備が壊されていったのだが、突然の撤退をしたことにより、事なきを得たのだ。そして、現在・・・思ってたより時間があったため、急遽の新型機捕縛作戦を実行することになったのである。作戦指揮官はビリー少佐。作戦実行者は、プラユット軍曹で行われる。
『ザザッ!!敵機、センサーで確認しました』
『火器管制機構、準備完了です!!』
『了解した!よーし、プラユット軍曹、機体の整備はどうか!!?』
『大丈夫です。しかし、こんな旧式正確に狙えますかね?』
『知らん!お前の腕次第だ』
『そんな・・・』
そんな時、偵察兵から一個の連絡が入った。
『敵機、目視確認!現場に急行している模様』
「よし、構えをとれ!!」
プラユット軍曹は疼く右肩を堪えて射撃体制に乗り換える。
「ターゲット、ロックオン!!」
ーーー
「残り5分・・・」
もう少しで来る亡命先への軍機を待っているのだが、このもう少しという時間がすごく長く感じる。
「これで来なければ私は終わりね・・・」
そうぼやく彼女の目が横からの光をとらえた。
「!!!っ」
シュン!!
彼女の機体の頭部横を通過した音であった。マリーは危機一髪のところで避けたのだ。
「まだ来るのか!!しつこいっ!!」
マリーは銃弾の放った方向へと走り出す。敵との会敵距離はおおよそ2KM、ここで敵を潰しておかなければ、unityの軍機が撃ち落とされてしまうだろう。
「敵はスナイパータイプのG型機ね・・・ならば近接なら私が有利!!」
一気に間合いを詰めるマリー。敵機は撃ってはくるが、どれも当たるようなものではなかった。
『この不安定さ・・・もしかして乗っているのはプラユット・・・?』
自分が傷を負わせた相手、それだけでハンデがあるのにも関わらず、彼女は容赦無く近接ナイフを装備して攻撃を仕掛ける。
ライフルを振り回して抵抗するB型機であったが、抵抗虚しく両腕部が切断され継戦不可能な状態まで破壊された。最後のトドメを刺そうとするマリーの赤外線センサーに軍事境界線向こうに一個の反応をキャッチした。
「来てくれたのね・・・」
トドメを刺すのをやめ、崖を降りて行くマリー。そして、unity軍機に対して通信を行うのであった。




