ガンハンドレッドへの誘い
VRMMO物初めて書くのでおかしい部分あるかもしれませんが
その際は優しく教えてください
「ガンハンドレッド・オンライン?」
「そう、二人分買ったからやろう?」
と同居人である少女、テトラが目を輝かせながらゲームのパッケージを
神薙トオルへと押し付ける形で手渡す。
トオルがこうしてテトラにゲームを押し付けられるのは
もはやいつもの事だと言えるだろう。
トオルがパッケージへと視線を向けると
そこには四つの背景とその中心で違った格好や武器を持っていた。
「ちなみにこれはどういったゲームなんだ?」
「ん、ああMMORPGだよ?」
「MMORPGか、なら楽しそうだな」
「まあねでもちょっとほかの要素とかあるけど楽しいよ」
「なるほど、じゃあキャラクリエイトだけして夜にでもログインするか」
「そうだね、あー一応言っておくとこのゲームはプレイヤーに
陣営を選択する感じだね」
「陣営?たとえばどんなのだ?」
「そうだねー」
テトラはもう一つのおパッケージを取り出すとパッケージの一部分を指さした。
そこにはSFチックなアーマーに身を包み銃をもった戦場が描かれている。
「まず、ここはサイバー陣営。本当の名前が他にあるけど
みんなサイバー陣営って呼んでる。」
「ふーん、なんかSFっぽいな」
「ここは基本的に銃を主流としている感じだよ」
「なるほど、他の陣営は何があるんだ?」
「ほかの三つはそれぞれ、聖騎士団・魔王軍・魔法都市国家だね」
「じゃあこの真ん中のは?」
「ああ、それは中立派だね、ちなみに私はここに所属してるよ」
「どういった所なんだ?」
「他とは違って自由に過ごす感じかな?まあ、私は鍛冶屋を営んでるけど」
「そうか、まあ自分は中立派かなー自由気ままに過ごしたいし」
「おぉ、流石トオルじゃあ今日の夜に早速やろうね」
「あいよ」
トオルは頷くと手早くキャラをクリエイトしそのまま夜までテトラと
適当に時間を潰すのだった。