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Dask side of night.

はい!というわけでね、タイトル変更してから3日後の更新っつーことでね、とっとと更新しろ糞バカが!って感じなんですけどね。          さて、タイトル変更したんですが、読者皆さん好みのダセェ感じになってるでしょうか?ちなみにタイトルの意味は後書きにて発表します。

ライブ当日PM3:00

ライブスタッフとの打ち合わせや各自楽器の音合わせを済まし、俺達inbullのメンバーは楽屋でライブ開始の時間を待っていた。


楽屋って言ってもタコ部屋みたいなもんで他のバンドのメンバーも緊張した面持ちで打ち合わせ等をしている。



「くぁ〜。眠ぃ…」


俺はあくびをしながらコーヒーを啜る。


「ずいぶん余裕だな…鉄人…」


ミスターはウロウロしながら俺に言う。


「オメーのイビキがうるさくて寝不足なんだよ。つーか、落ち着きなさいよ。」


「まだライブ開始まで2時間もあるんだぜ。今から緊張してどーすんだよ?」


タマはギターのチューニングをしながら、ミスターに言う。


「って言ってもよー!あー!!ダメだ!ちょっとウンコしてくんわ。」


ミスターは駆け足で便所に向かう。


「……。アイツ、何度目だよ…」


「あんなで大丈夫かねぇ?」


俺とタマは2人でため息をつく。


「なんとかなるでしょ?ミスター、なんだかんだ言ってもやるときゃやるし。」


かっつんはスティックをクルクル回しながら言う。



ミスター以外のメンバーは落ち着いているが、リハーサルでステージに上がった時は全員が興奮していた。

タマに至ってはチンコが勃ったまんま演奏していた。

そんぐらいの興奮がステージにはあった。


さすがに本番でその状態で演奏した日にゃドン引きされちゃうんで、タマにはキツく言っておいたが…



「アクマ、開始まで時間あるんだよな?俺、ちょっと弦とジーマ買ってくるわ。」


「弦のストック持ってこなかったのか?」


「さっきのリハで一本切れたからよ。予備が無くなった。」


「おー。わかったわ。ジーマ、みんなの分も頼むわ!」


俺はタマに千円札を渡す。


「おっけ。かっつん、一緒に行こうぜ。」


「あいよ。てっちゃん、行ってくるわ〜」



「あー」と気の抜けた返事でタマとかっつんを見送り、タバコをくわえ、目を瞑りながらイメージトレーニングをする。



「さっきリハで『Sk8er boi』弾いてたのって君たち?」


「…………」


「ねぇってば!!」



あぁ!?俺に言ってんの?

つーか、ちょい意識飛んでたね。寝煙草するとこだった。


俺はゆっくりと目を開け、声の主の方を見る。

俺の目の前には女の子3人が起っていた。


「俺に言ってる?」


俺は辺りを見回して女の子達に質問する。


「君に言ってる。」


俺の質問に膨れっ面で答えたのは、金髪のストレートヘアの女。

見た目はちょい派手だけど、顔は結構可愛い。



「まぁ俺達じゃないかね?多分…」


「さっきの曲、今日のライブでやるの!?」


金髪女の横にいる、赤髪のチビ女が俺を睨みつけながら言う。

つか、なぜ睨む。じぇんじぇん怖くねーけど。

むしろ可愛い。


「やらないよ。あの曲が好きだから、ちょっと合わせて見ただけ。」


「良かった〜!」


これまた金髪女の横にいた、ちょっとおとなしそうな黒髪の女の子が安心したように言う。

俺的にはこの娘が一番タイプだな。


「君達のバンドって、結構ライブやってる?」


金髪女が俺に問いかける。


「んにゃ。今回初めての童貞ライブ。あーた方は?」


「私たちは今回で5回目かな?」


「そーなんだぁ。んじゃ先輩バンドだね。つーか、バンド名と名前聞いていい?」


一緒にライブやる人達のバンド名と名前くらいは知っときたいしな。


「私は愛菜!ギターボーカルだよ!」


「ドラムのはるか。」


「ベースの奈津美です!よろしくお願いします!」


金髪が愛菜

赤髪がはるか

黒髪が奈津美ね。


「バンド名は『swallowtail』って言うの!可愛いでしょ!?」


エヘヘと笑う愛菜ちゃん。

揚羽蝶って意味か。


「確かに美人の3人には合ってるね。俺はinbullのベースボーカルの鉄人。よろしくメカドック。」


自己紹介をし、俺は3人と握手をする。


「鉄人君ね。君、歳いくつ?」


「16だよ。」


「え!?年下!?全然見えないよ!」


「18歳以上だと思った!」

愛菜ちゃんと奈津美ちゃんは驚いた様子で俺をジロジロと見る。



まぁよく年上に見られるけど…


「あんた以外のメンバーは?」


はるかちゃんが辺りを見ながら言う。


「便所と買い物。全員戻ってきたら、改めて紹介するよ。」


俺は首をポキッと鳴らし、伸びをする。

つーかミスター、ウンコなげぇな。



「てつじん達は何番目に演奏するの?」


奈津美ちゃんはお茶を飲みながら問いかけてきた。

ちなみにてつじんじゃねーよ。てつひとだよ!



「てつじんって… 俺らは4番手だよ。なっつん達は?」


「私たちは6番目。てつじん達の演奏観れるね!」


奈津美ちゃんは嬉しそうに笑う。


「奈津美、ずいぶんてつじんの事お気に入りじゃない?もしかして…」


愛菜ちゃんは、にやけながら俺と奈津美ちゃんの顔を交互に見る。


「な、何言ってるのよ!」


「てつじんはどうなの?」


はるかちゃんも話しに乗っかってきた。


「全然アリだね!話しとか合いそうだし。まんざらでもないかもねー!」


シシシと笑う俺を見て、奈津美ちゃんは顔を赤くしてる。

その様子を見て、愛菜ちゃんとはるかちゃんはかなりニヤけてる。







「アクマー!買ってきたぞーぃ!!」


お。戻ってきたな。


4人で色々話しをしてるとタマとかっつんが戻ってきた。


「あー!腹いてぇ!鉄人、正露丸持ってねぇか?」


ミスターも腹をさすりながら便所から戻ってきた。

残念ながら正露丸は持ってねぇズラ。



「てっちゃん、その娘達、誰?」


かっつんがタバコの煙を吐きながら、俺に訊ねる。


「ちょうちょの皆さん。愛菜ちゃんとはるかちゃんと奈津美ちゃんって言うから」


うちのメンバーにswallowtailのメンバーを紹介する。


「ほら!君達!自己紹介しなさい!!その間に俺はジーマ飲むから。」


俺は袋からジーマを取り出し、お互いの自己紹介を眺める。


一通り各自自己紹介を終えたみたいだ。

でも、タマとはるかちゃんのとこが変な空気が流れてる。



「なに見てんすか?このやろー」


「あんたが睨んできたんでしょ?この金髪タマ野郎!」


え!?自己紹介開始3分にして喧嘩勃発?


「ちょっと!はるか!!やめなよ」


奈津美ちゃんがオロオロしながら、はるかちゃんを見る。


「私は悪くないでしょ?この目つきも性格も悪い奴が悪いんでしょ?」


はるかちゃんはタマを睨んだまんま話す。

なぜにそんなに険悪なのよ?

ったく!めんどくさいなー!



「「イデデデ!!なにすんだよ!!」」


睨みあってる2人のコメカミを掴み力をいれる。


「なにって、アイアンクローを知らんのか?」


「あー!いてぇ。なにすんだよ!!」


「こんな楽しい日に喧嘩してんじゃねーよ。」


俺はくわえていたタバコをタマの口にくわえさせる。

タマは舌打ちをして、ジーマを開ける。



「はるかちゃんとタマちゃんって何かあったの?」


かっつんがはるかちゃんに訊ねる。


「ナンパされてんの助けてやったら、『うぜぇ』って言う性格ブスなんだよ。そいつは」


タマがジーマを飲みながら答える。


「あんただって、『胸も身長も発達してねー中学生ナンパしてんじゃねーよ!』って言ったじゃない!私より年下のクセに」


「しょーがねーだろ!ホントに中学生に見えたんだから!」


「こんな色っぽい中学生がどこにいるのよ!?」


「どこが色っぽいんだよ!?マキシマム貧乳が!!」


「なにー!?」


「んだよ!?」


タマとはるかちゃんは再び睨み合って口論を始めだした。

んなことかよ。くだらね…

俺だけじゃなく他の4人も呆れ顔をしている。



「もう止める気も起こんねーや。愛ちゃん、なっつん、スミノフ飲む?」


「うん!」


愛菜ちゃんは笑顔で答える。


俺は袋からスミノフを2人に渡す。


「んん…!てつじん、開けれないよ〜」


奈津美ちゃんは上目使いで俺にスミノフを渡す。

その上目使いは卑怯だわ!


俺はプリッと瓶のキャップを開け奈津美ちゃんに渡す。


「私のも固いー!」


愛菜ちゃんもキャップを開けれなく困っているとミスターが愛菜ちゃんの瓶をとり、片手でキャップを回す。


「あ、ありがと…」


愛菜ちゃんは顔を赤くしてミスターにお礼を言う。

ミスターはフッと笑いタバコをくわえる。


ちょっとカッコイイな。ミスター

つーか、ミスターそんなキャラだっけぇ!?



「んじゃ、inbullとswallowtailの出逢いと今日のライブ、ガチアゲでイキましょう!カンパーイ!!」


かっつんの音頭にみんな瓶を合わせる。




「「勝手に乾杯してんじゃねー!!」」


タマとはるかちゃんが声を合わせて言う。

君らの事、忘れてた。


つーか、君達なんだかんだで気合うんじゃないの?

どうでしたか?本文の方も特に変わり映えも無く、相変わらずのグダグダ感…ゆるいですね。           ほいで『Melt in feces!』の意味なんですが、ちょっと下品なんで割愛させていただきたい!気になる人は辞書を引いて後悔してください。

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