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My sharona

アクセス数1000人突破!!    あざーっす!! いや、ホントあざーっす!!!

「お、お兄ちゃん!?」


奈緒が俺たちに気付き、目を見開いて驚いている。


つーか、横にいる男は誰じゃー!!


横にいる男は、中肉中背で髪は短髪で縁ありの眼鏡をかけてる、雰囲気だけみると中坊だな。


「だれ?」


男は奈緒に訪ねている。


つーか、お兄ちゃんって言ってただろーが!

頭わりぃのか?テメー何のために眼鏡かけてんだ?


俺は横にいる男をもの凄く睨みつける。男は黙って目で殺すんだよ!



「違うの!お兄ちゃん!!

勘違いしないで!!」


奈緒はかなり焦った様子で俺に言う。


「なに睨んでるすか?俺、なんかしました?」


カッチーン。コイツ、マジ殺す。


俺の妹に手ぇだして、

「なんかしました?」じゃねーんだよ。



「お兄ちゃん!違うの!この人と腕組んでたのは訳があるの!」


あー。そーいうのコイツ殺ったあとに聞くから。


「なんで?俺と奈緒は恋人同士じゃん?腕組むのに理由なんかいらないじゃん?」


なに勝ち誇った顔してんだ?テメー。



「恋人同士なんかじゃない!! あなたが変な女に付きまとわれてるから、恋人のフリをしてくれって言うから協力しただけじゃん!!」


「そんなの嘘だよ。奈緒が、全然デートしてくれないから!それに奈緒だって楽しいって言ってたじゃん!! ご飯だって映画だって僕がお金だしたんだ!!」


「そんな…」

奈緒、こんな奴に騙されんなよ。俺ぁ悲しいよ。



「お前の兄貴だって、デートしてんじゃん。 あんた、早く行けよ!お互いデート中なんだからよ!」


「お前、本気で奈緒とデートする気あんのか?」



コイツ、なんか引っかかる。


「はぁ?何言ってるんすか?当たり前じゃないですか。」


「だったらなんで嘘をついた? それと、あそこにいる奴らが俺を睨んでるんだが、なんか知らねーか?」

雑貨屋の入り口のところに、たむろしてる奴らがイライラした様子でずっとこちらを見てる。


「どーでもいいだろ!!

あんな奴ら知らねーよ!! カハッ!!」


俺は男を軽く殴りつける。



「テメー!!なにしてんだ!!コラァ!!」



雑貨屋の入り口でたむろしていた奴らが俺に近づいてきて言う。



「あ?関係ねぇだろ。コイツはお前らのこと、知らねーって言ってたぞ。なんで俺につっかかってくんだ?」


俺は話しかけてきた奴に言う。


案の定、言葉につまり俺の質問に答えれなくなってる。



「もういい。デートなんかする気なんざ最初っからねーんだよ!! テメーぶっ殺して、女二人もらっていってやるよ。ちょっと駐車場まで来いよ!」


ふん。中坊が熱くなってんじゃねーよ。


俺達は駐車場までついて行く。


つーか、奈緒と里緒はついてこなくていーのに。


「一応聞いとくけど、お前ら奈緒と同じ学校なのか?」駐車場に着き、俺が話しをする。


「どーでもいーだろが!!死ねやっ!!」


男達の一人が殴りかかってくる。

ちなみに相手は8人だ。

中坊相手だから何人いても変わんねーけど。



「はぁ。めんどくせ。」


殴りかかってきた奴の拳をかわし、こめかみを掴み指に力を入れる。

アイアンクローだ。


「あががが!」


どんな悲鳴だよ。気持ち悪。


俺はアイアンクローをかけてる奴ごと男達の中へ突っ込んで行く。



「ハッハー!! 泣け!喚け!そしてぇ死ねぇい!!」



中坊達はいきなりのことで唖然としてる。

しかし、俺はお構いなしに目についた奴に蹴りをくらわす。


ほらほら。動かないと蹴っちゃうよー!



「くらえ!!必殺ケンカキーック!!」


ボケッとしてる奴3人に蹴りを入れアイアンクローをかけてた奴に膝蹴りをかます。


後ろから殴りかかろうとしてる奴に裏拳をくらわせ、前から来た奴に頭突きをする。



あと2人しかいねーのかよ。

ま、里緒と腕組んでた奴は最後にとっとこ。


もう一人の奴を睨みつける。

あらら。可哀想にビビって震えてるよ。

仕方ない。楽にしてやろう。



「北斗羅漢撃!!」


ジャギ様の必殺技を使い、そいつを倒す。



「ひぃぃ!すいません!!もう、あんたの妹には関わらないから。勘弁してください。」


俺はニヤリと笑う。

その怯えた表情、実に愉快じゃ。



「大丈夫だ。死なねー程度に殺してやるよ。」


俺を誰だと思ってるんじゃ?

人は俺を悪魔と呼ぶのだ。

まぁ、タマしか呼んでねぇけど。


「ウラァッ!!」


俺は左ストレートを放つ。


「うわぁぁ!!」


顔面スレスレで寸止めをする。

よっぽど怖かったのか、しりもちをついてる。



「いーか。今度、奈緒と里緒に同じようなことがあったら、犯人がお前じゃなくてもお前らを殺す。わかったな?」


しりもちをついてる奴にそう言い、俺は踵を返す。


楽勝すぎてつまらん。



「お兄ちゃん、ごめんなさい…」

奈緒は泣きそうなのをこらえながら言う。


「ホントだよ。ばーか。 なんかされなかったか?」


俺は奈緒の頭を撫でながら優しく言う。



「大丈夫…。お兄ちゃん、ごめんなさい…。」


「いいよ。そんかわし、俺と里緒に付き合え。 買い物行くぞ!」


俺は笑顔で言う。

ったく、世話の焼ける妹だぜ。

ま、可愛いから許すけど。


あ。バイクで来てるから3人で帰れねぇ!! どーしよ…

これからもよろしくメカドック!

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