All I want.
The★初投稿です。 かなり行き当たりばったりで書いてるので、ゆる〜い感じで読んでやってください!
「ロン!リーチ一発三色ドラドラ!!」
高校一年の6月。
俺、佐久間 鉄人は授業をサボり、仲間たちと屋上で麻雀を打っていた。
え?一年坊主が授業サボんなって?
まぁ細かいこと言うなよ。
「だぁー。またアクマの一人勝ちかよー!?」
このデケー声だしてんのが、タマ。玉山 良平。
俺の中学からの親友。
俺のことを、悪魔呼ばわりする目つきのわりぃ、金髪ヤローだ。
ま、顔立ちは良いから結構モテる。
「俺の四暗刻が…」
このうなだれてるモジャモジャ頭がミスター。角田 雄一郎。
ミスターが言うには、髪型は松田優作を意識してるらしい。
顔はそこそこ良いけど、性格は硬派っつーか、照れ屋っつーか。
女の子が近くにいると、あんま喋んねー奴。
「てっちゃん、強すぎんじゃん?イカサマしてんじゃね?」
この失礼なことを言ってるのが、かっつん。前田 勝利。
背がちっちぇー赤髪のベビーフェイス。
女の子ウケが良さそうな笑顔と喋りで教室にいると、いつも女子に囲まれてるうらやまけしからん奴。
性格はキレ者&腹黒。
ミスターとかっつんとは高校に入ってから仲良くなった。
とまぁ、こんな奴らとつるんで毎日それなりに楽しい学校生活を送っている。
「さてと、ボチボチ教室戻りますか〜。」
麻雀で稼いだし、教室行って寝るべ〜。
「そうだね。さすがに戻んないとマズいね。」
かっつんが麻雀セットを片付けながら言う。
俺とタマはテーブル代わりに使ってた机を元の位置に戻す。
こーいうのは、完璧に戻さないと撤去されちゃうかんね。
あり?ミスターは?
「俺の四暗刻が…」
まだ言ってるよ。
つか、片付けんの手伝えよ。
「ミスター!オメー片付けろよ!」
タマがミスターの頭を叩く。
「痛ぇな。なにすんだよ!!」
「んだよ!?」
「あぁ!?」
あーぁ。始まったよ。
コイツら、バカだからすぐ喧嘩すっからな〜。
「キンタマもモジャ毛も早よ教室戻んぞ。」
「「あぁ!?」」
おぉ!!2人して睨んできやがったよ。いやん。こわーい。
ま。バカ2人はシカトして教室戻ろーっと。
俺とかっつんは2人を置いて、屋上から出る。
「「ちょっ!!置いてくなー!」」
バカ2人の叫び声が聞こえる。
あー。うるさい。
これからも Pank in the soup!をよろしくお願いしゃーす!!