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神と3人の男

あるところにA、B、Cという3人の男がいた。

彼らは今時には珍しい、信心深い男だった。

ある時、彼らがいつも通り神に祈りを捧げていると、目の前に神が現れた。

神「信心深き者達よ。貴様ら3人の願いを1つずつ叶えてやろう。」


A「神よ、私はこの世の人間の中で1番優れた知性が欲しいです。」

神「よかろう。」

Aはこの世の真理を知り、絶望し、自ら命を絶った。


B「神よ、私はこの世の人間の中で1番優れた力が欲しいです。」

神「よかろう。」

Bは尋常ではない力を手に入れ、日常生活を送ることも愛した人を抱きしめることもできなくなり、絶望し、自ら命を絶った。


C「神よ、私はこの世の人間の中で1番優れた財力が欲しいです。」

神「よかろう。」

Cは圧倒的な財力を得たが、他の人間からの嫉妬や妬みをうけ心を病み、絶望し、自ら命を絶った。


自分の力量以上の能力を得ることも、考えものかもしれない。

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分も力量以上のポイント貰って自殺したいものです。
2016/03/23 00:52 退会済み
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[良い点] 哲学っぽいところがあって自分はこういう話とっても好きです! [一言] 考えさせる話が好きな自分にとっては良い作品でした!
[良い点] 原稿用紙一枚に納まる表現力と構成力と着眼点を高く評価します。憧れます。
2016/03/22 20:48 退会済み
管理
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