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モブキャラライフ  作者: リエッタ
本編
70/77

60話 Epilogue

 目が覚めました

 そして、薄さんの可愛い顔があります

 あー、そういえば久しぶりの膝枕をしてもらっていたんだっけ

 

 「楽しそうな寝顔していたけれど、いい夢見てた?」

 

 あー、昔の夢を見ていました

 薄さんと出会い、そして、一緒になるまでの夢です

 俺がモブだったあの頃

 

 「名前がモブから変わったからそういう夢でも見たのかな?」

 

 ですかねー

 あ、夢を見ていた思い出したけれど、俺、薄さんに言っていないことがあった

 

 「……実は浮気していましたとかじゃないよね?」

 

 えぇぇぇl??ちょ?黒いオーラが……膝枕が非常に筋肉質に……

 やーん、まってー、なんでそうなるのー???

 あれー、はおむにむひないでー、はべれないよー

 俺とアレと一緒にしないでよー

 違うよー、神様と出会ったことがあるんだよー

 

 ちなみに、アレとは元白銀のことである

 あの後、白銀は洗脳を掛けられていたことが認められたため、無罪放免

 洗脳を解くに辺り、好意を持っていた金野が献身的に手伝う

 洗脳が解いている最中に、白銀が国王の行方不明の息子だとわかり、国はフィーバー状態

 白銀と今野は世紀の美男美女として祭り上げられ、その後結婚となる

 金野ルートの恨みを持った人間が来るのかと警戒をしていたが、そんなイベントはなかった

 多分、恐らく、いやもう全部あのテロリストが悪いということにしておこう

 しかし、結婚後に委員長(幼馴染の婚約者あり)に襲い掛かり(返り討ちにあったが)現在絶賛修羅場中だそうだ

 本人曰く、レスでムラムラしたそうだ

 委員長なら眼鏡だし、何とか丸め込めるだろうと思ったそうな

 それなんてERG?っていいそうになったわい

 まー、そのスキャンダルのおかげで、薄さんとの結婚でも騒ぎにならずにまったりできるんだけれどなー

 

 ちなみにそれ以外だと

 赤城は幼馴染の火鳥とくっついたらしい

 近々結婚とのこと

 おめでとう、火鳥君

 でも気をつけろよ?アレがいるからな?

 青海は独身のまま

 前に会った時、研究が恋人とかいっていやがった

 黒姫は学園卒業とともにちょっと修行してくるとか言って、どこかへ行った

 たまーに元勇者から荒れているアレを何とかしろといわれるが、俺にゃ無理だろ?

 そこまで仲良くないんだぞ?

 元勇者は野球できてすげー楽しそうにしている

 たまに人間側との交流戦もやっている感じだわ

 でも、王国祭でのことは忘れないぞ☆

 元悪役令嬢はこっちの国に来てから稼ぎまくりとのこと

 たまに会うと儲け話、何かなーい……って2割ぐらいの確率で温めてたネタとられる

 不思議なことに温めてたネタが無いときは会わないんだよねー

 顔に出やすいのかなー

 しかし、その稼ぎのほとんどはホストに消えていくという噂がちらほら

 しかし、ただでは転ばず、そのホスト達の薄い本を書いて、腐教をしているという

 その腐教……最近では貴族界隈に一大勢力があるとか無いとか……

 師匠は、事件を解決したことで出世した

 そして、雪波先生に求婚をしている

 王国祭での先生とのバトルをした時、祝福が通じなかったのがよかったらしい

 師匠の名誉のために言っておくが、殴られたときの後遺症とかではない、決して

 

 「神様ねー、何かありがたい御言葉あった?」

 

 うんとね、ほら、恋人になった時に会ってね、俺がモブ狂ってことと、お宝画像が消えちゃうよって御言葉もらったよ

 

 「……それは本物だね……

 ……それで本当に浮気は無いんだよね?」

 

 ないよー

 何で、薄さんと一緒になったのに他の人に浮気するのさー

 薄さんは凄い綺麗だし、楽しいし、素敵なんだからもっと自信を持ってよー

 その点、俺なんて……貯金なんて、家に仕送りをしているため無いし、顔も……普通だし……

 その……見捨てないでね?

 え、なんでまた顔むにむにするんですか?

 

 「鈍感系か!」

 

 敏感肌よーー

 きゃー、きゃー

 暫く、なされるがままにいちゃいちゃした

 

 

 

 

 

 攻守交替

 今度は薄さんに膝枕をする

 

 「それで、モブでなくなったんだけれど、何か……こう……くるものとかある?」

 

 ……うーん、まぁ、責任が増えちゃってどうしようかなぁって所かなぁ

 大変だったのは、モブのときでも一緒だったし

 でもまぁ何とかなるんじゃないかなって……

 はい、茶包家の情報部門とやらが創設されて、部門長に抜擢されました

 ちなみに配下はNNWの皆様

 吸収したみたいな感じです

 でも皆さん自宅でお仕事

 俺、ボッチ

 彼らが、無造作に上げてくる情報を粒度荒めで必要な情報を必要な部門に流すという仕事です

 なので、間違った情報を渡すと……

 

 「何とかなるって、大丈夫なの?」

 

 いざとなったら、お姉ちゃんに頼るもんー

 助けてー、薄お姉ちゃんーー

 はい、たまに助けてほしいときはお姉ちゃん呼びになったりします

 

 「もー、しょうがないなー」

 

 この後、以下略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 薄さん

 

 「ん~、な~に?」

 

 俺は笑顔で言う

 これからもよろしくお願いします

 

 薄さんは笑顔で答える

 

 「こちらこそ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 守武(モブ)茶包(モブでなく)なったため、このお話はこれにて終了

 ん、この2人がどうなったかって?

 楽しく、幸せに暮らしましたとさ

 

 

番外編でもうちょっと続く予定ですが、本編とりあえず、これにて終了です

ブックマーク、評価、感想ありがとうございます

その場しのぎで話を作っていって、最後まで完走できたのも皆様のおかげです

ありがとうございました

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