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モブキャラライフ  作者: リエッタ
本編
60/77

53話

今回ホラー?要素が入っています

ヤンデレ等の先輩'sのお話

苦手な方は後書きのほうにダイジェストがありますのでそちらへ

 平和ってとても素敵だね

 うん、嵐のような、紫乃さんが去っていったのでほっとしております

 自分には被害はなかったんだけれど、あの血の量ははらはらさせられました

 でも、自国に戻ったし平穏になりそうです

 

 あり?

 休憩室に入ったら投票が行われているんですけれど……?

 え~と……

 

 ヤンデレ

 電波

 ストーカー

 婚約者詐欺

 

 って、なんですかこれ?

 

 「我々のお客様、勘弁してください候補リスト」

 

 あ、ツムギ先輩、ばんわ~

 あれ?鼻血がリストに無いってことはそんなに勘弁してくださいって訳じゃなかったの?彼女

 

 「彼女はこの候補のリストに比べれば全然マシマシ」

 

 あ、メイ先輩もこんばんわー

 ちなみにそれぞれのエピソードも聞いてもいいですか?

 

 「OK

 んじゃ俺様からヤンデレのエピソードを語らせてもらおうか」

 

 イオリン先輩よろしくお願いします

 

 「ってもあれだ

 どうも失恋したような女性がいてだな?

 ずっと雨に打たれている女性がいたから、いつもの営業トークで『お嬢さん、そのままでは風邪を引きますよ?』傘に入れたんだよ

 よくよく様子を見てみると泣いているっぽかったから俺様の胸を貸して泣かせてあげてたわけだ

 泣き終わったと同時に雨もやんだっぽいからその女性と別れようとしたところで名前を聞かれて『有閑長者クラブ』のいおりんってことを伝えてその場は別れたんだよ」

 

 ふむふむ

 

 「そしたら、その女性、毎回来てよ俺様指名

 しかも毎回高そうなプレゼント付き

 それが半年ほど続いて流石にちょっと不気味になってくるわけだ

 あるとき聞いてみたんだわ『いつも俺様にプレゼントをありがとうな、でも無理していないか?』って……

 そしたら」

 

 ごくりんこ

 

 「急に謝りだすんだ『ごめんなさいごめんなさい……』

 ずっとだぜ?

 どうしたのって聞くとさ、

 『もうお金がなくなったので会えない

 友人からも借金したんだけれど、もうだめだって言われた

 でも、どうして?

 私があれだけ、捧げたのに、何で振り向いてくれないの?

 何で、他の女を見ているの?

 どうして?ねぇ?ねぇ!!?』って詰め寄られてさ、しまいにゃ

 『貴方の心に私が居つくにはどうすればいいかな?

 あ、いいこと考えた

 そう、そうだよね?

 流石に、目の前で私が死んだら貴方の心にも私が居つくよね?』っと目の前で自殺を示唆されるようなことを言われてさ」

 

 ひぇぇぇぇ

 まさか?まさか?

 

 「いや、まぁそこは大丈夫だった」

 

 なじぇに?

 何か素敵な説得法あった?

 それとも、責任とって結婚?

 

 「いやいや、俺様まだ独身だし

 その時、偶々オーナーの友人の御坊さんがオーナーを訪ねに来ていてだな、その御坊さんが彼女を説得してくれたんだよ」

 

 マジか!

 ってかヤンデレって説得できたんだ!?

 

 「ほんとほんとびっくりだぜ

 女性の頭を一発ぽんと叩いて『そのような物騒な話は止めましょう』って

 すると女性は何を言っているのかわからないような奇声を上げるんだけれど、それをちゃんと聞いてあげているんだ

 んで、10分ほどして落ち着いてきたところで

 『ふむ、では貴女はお金に靡く男が好きだと……』から始まり

 『愛とは見返りを期待してはいけない

 見返りを求めた時点でそれは打算になる』ときて

 『人との付き合い方でそういう相手しかいなかったのが貴女の一番の不幸

 どれ、ウチに来て修行でもしないかい?』とお持ち帰り

 目の前で自殺という恐ろしいことが起きなかった

 間一髪セーフ

 俺様、それ以降仏様を信じるようにしている」

 

 うわぉ

 えっと、それじゃ次は『電波』?

 

 「はっはー、では僕の番だね

 去年ぐらい……だったかな?に1人のお客さんが現れたんだよ

 見た目がとても可愛らしい、清楚な感じの

 で、その子が僕と会った瞬間に『貴方はもしや、Girl Meetsの湊 薫様ではありませんか?』ってね

 ガールズミーツってなんですかー?状態だったんだけれど、まぁ名前は当たっていたから

 『僕の本名をご存知とは……貴女とどこかで会ったことありますか?

 でも貴女のような素敵な人と会っていたら、忘れることは無いのですが……』

 とまぁ若干接客モードも入れると

 『私、私よ、忘れた?雪乃、冬樹 雪乃(ふゆき ゆきの)』って言われたんだ

 で、確かにその名前には覚えがあった

 学園時代の友人だったからね」

 

 ふむふむ

 それを聞くだけなら電波って感じがしないんだけれど……

 

 「ただ、僕の知っている冬樹 雪乃と目の前の冬樹 雪乃がどうしても合わない

 まず僕の知っている雪乃はクール系であって、可愛らしいという感じとは少し違う雰囲気

 次の髪の色、白に対して紅と全然違う

 学園時代の思い出を話していたら『2人で海にいったね』とか『初デートにラーメンとかびっくりしたんだぞ☆』とか言っているけれど僕にはそんな記憶は無い

 逆に学園卒業後にチョクチョク会っていたときの話をしたら『そんなことあったっけ?』とかとぼける始末」

 

 ……言わないでおこう

 多分それ、転生者だってことを……

 たまたまどこかでカオリン先輩のことを聞いて、突撃したんだろうなぁ

 んで、主人公の名前を借りて、一気に友達以上から始めようとしたんだろうなぁ

 でも、カオリン先輩のイベントやっていなかったんだろうなぁ

 そして、学園卒業後の話になるとわかんないと

 ………………

 それで、そのかなり怪しい人ってどうしました?

 

 「まぁ実は雪乃は結婚しているので、お手洗いに行って、その旦那に連絡を取ってみたわけだ

 そしたら『雪乃は今、俺の隣で寝ている』とか惚気られて……今思い出しても腹立つな

 んで、まぁ名前を騙っているのがわかりーの、しかもその旦那、実は王族

 ってことで、女性の方から『思い出の場所でデートしない?』と故郷でデートのお誘いがあったから、その旦那に伝えたわけだ

 んで、その明後日にデートしているところで不敬罪でタイーホ

 今塀の中かな?」

 

 ………………ぉぉぅ

 でも電波?

 

 「取調べで彼女の本名を調べたところ、同じ学園に通っていた形跡なし

 大分離れていたところに通っていたっぽいんだけれど、それなら何故詳しく学園の思い出話を騙る事が出来たのか?

 大部分はあっていたんだよ

 ただ、2人の思い出というのがそこに何故か追加されていた不思議

 そして、その中では雪乃本人に聞いてみないとわからないことが結構あったんだよ?

 でも、雪乃はその人のこと会ったことも無いし、そのようなこと誰にも言ったことも無いと

 これは変な電波を受信したとしか……」

 

 あー、うん、そういわれればに電波かも

 でもそこまで勘弁してくださいって感じですか?

 

 「知らないうちに自分の思い出を持っている人が増えたら怖くね?」

 

 まぁ出来れば関わりあいたくは無いですね

 次はストーカーですか?

 

 「これは僕だね

 1年半前に1人のおとなしそうな人がお客さんとしてきてね

 まぁちょっと地味目、これといった特徴もなくまぁ普通な感じ

 それで、その時は甘えるだけ甘えさせてもらってたわけですよ

 ほら、僕ってラブリーキャラで売っているじゃん?」

 

 まぁそうですけれど、自分でラブリー言いますか?

 

 「だって事実だし

 話を戻すけれど、その子、その日以降2週間ほど来なかったわけで僕のラブリーアタックが通用しなかったのかなと若干落ち込んでいため気分転換のために街に出掛けたわけ

 そしたら、偶然その子に会って挨拶をしたわけですよ

 そうしたら『私がわかるのですか?』とか変なことを言ってくるわけで『忘れるわけ無いじゃないですか?』って笑顔で返したらなんだか急に泣かれた

 『大丈夫ですか?』って聞いたら、『私を分かってくれる人がいてくれて嬉しいのです』というので『幽霊じゃないんですから』って笑ってその場は別れた

 その後からまた、その子が遊びに来てくれたのでラブリーアタックがいい感じだったとほっとしていたんだ

 ……ここまでは普通のいい話なんだけれど……」

 

 ここからストーカー要素が来るわけですね?

 

 「うん

 その日からどうも視線を感じるようになってね

 ただ、視線を感じる方に向いても何もいないから気のせいかなって思って……

 視線だけだったのが、1週間続いてただ部屋に入るとそんな視線がなかったからまぁ大丈夫かなと……

 1週間後、どうも部屋の中でも視線を感じるようになって……

 そして部屋に戻ると……部屋は荒らされていなかったんだけれど……逆に綺麗になっていた

 そしてベッドの上に『お姉ちゃんと一緒』とかいうエロ本が置いてあった」

 

 メイ先輩、姉萌ですか?

 

 「いやいやいや、僕そういう本買わないよ?

 そりゃ、媚びて甘えるスタイルだから姉は好きだけど、そういうのは買わないし

 で、気味が悪くなってちょっと探偵に部屋を調べてもらったら、出るわ出るわ盗聴器の類」

 

 ………………

 

 「怖くなって鍵変えて安心して眠ろうとしたら、何か窓から視線を感じる

 音を消して、窓まで歩いてカーテンと開くと……

 爬虫類みたいな窓にくっついているその子がいた

 しかも逆さまで……

 悲鳴を上げたね

 その悲鳴にびっくりしたのかその子もくっついていた窓から落ちて気絶してた

 2階から頭から落ちたのに気絶で済むとか……」

 

 その子も今塀の中ですか?

 

 「ん~ん

 その後、オーナーに電話したら『有閑長者クラブ』のガールズ部隊が出てきた

 彼女らに連れられてユリに目覚めたとかなんとか

 曰く『1日ももたないとは不甲斐無い、なんてつまらないんだ』

 あ、ちなみにそのストーカーの子、今日もガールズ部隊の一員としているよ?」

 

 ガールズ部隊って……あぁ対男性最終兵器ネルさんの女性版か

 ぇ?ってことは今日女性で裏方で働いているあの方たちかな?

 …………彼女たちの過去を詮索するのは止めよう

 なんか、とんでもない爆弾が出てきそうだ

 

 最後は婚約者詐欺でこれは……

 

 「……俺だな」

 

 ケイ先輩が婚約者詐欺の被害者ですか?

 

 「……俺は家族が全員亡くなっていて、その時にオーナーに助けてもらって此処へ来たんだ

 ……来た当初は若干荒れててな、まぁそれでも根気良く付き合ってくれた紬にはいくら感謝しても感謝し切れない

 ……1年ぐらいかな?経った時は、此処にも馴染んでいた頃にその女がやってきた

 ……その女はやってくるなり『お会いしとうございました、恵様』と言って抱きついてきた

 ……しかし、俺にはその女が誰かわからないので訊ねてみた所『貴女の婚約者のことをお忘れになったのですか?』と返して来た」

 

 ぇ、婚約者いたのにこっちに来たんですか?

 

 「……まぁ過去だな」

 

 「「「あ、婚約者なら{俺様|僕}にも過去にいたことはあるよ?」」」

 

 ………………金持ちイケメン共め……くそぅ

 いいもんいいもん、俺には妹がいるもん

 心の姉もいるもん

 

 「……話を戻すが、確かに俺には婚約者がいた……いたんだが、その、病弱でな、何年も前に亡くなっているんだよ」

 

 …………ふぇ???

 ……ぉぉぅ、変な声が出てしまった

 ってことはゾンビとしてよみがえったとかそういう……

 

 「……当時はその可能性も考えてみた

 ……魔法で何でもありなところがあるからな

 ……ただ、俺の知っている彼女と婚約者を名乗る彼女とでは雰囲気がまるで違う

 ……俺の知っている彼女は病弱で儚げ、それゆえ守ってあげたくなるような、そんな可愛らしさがある女性だったんだ

 ……ところが俺の目の前に現れた彼女は、儚さ0、可愛らしげも何もない、自分が世界の中心、そんな感じの女性だったんだ

 ……その場は何とかして、婚約者だった彼女の両親に電話をして聴いてみた所『家の娘は死んでいませんよ?』と」

 

 へ?病弱でなくなって言うのは?

 まさか勘違いとか何か?

 

 「……俺は混乱した

 ……記憶はあるんだ

 ……確かに俺は葬儀に参列したし、その時、彼女の死に顔も見た

 ……でも、実の両親がそのように言っているんだ

 ……となると、俺のこの記憶は何だと

 ……で、学園時代の友人に聴いてみたんだ『俺の婚約者、亡くなったよな?』って

 ……そしたら、『お前、家族がなくなったおかしくなったのか?当たり前のことを聞くな、何年も前に亡くなっているぞ』って返ってやっと自分の記憶に自信を戻した」

 

 あー、皆が違う違うって言われると、自分が本当に正しいのか自信が持てなくなる、そんな現象ですね

 あるあるー

 そうなると、自称婚約者さんはなんだったんでしょうか?

 

 「……結論から言うと、どこぞの平民らしい

 ……婚約者の両親が何年も娘が亡くなったことを受け入れられなかったところに、若干似ているその娘を引き取り、育てたらしい

 ……んで、婚約者がつけてた日記から婚約者の記憶を持って、俺の前に現れたっとそんな感じらしい

 ……娘を引き取る際、違法なことをしたらしく、婚約者の両親は塀の中、婚約者の振りをした娘は、実の両親のところへ戻ったらしい」

 

 ……らしい?

 

 「……人伝だからな

 ……流石にもう、関わりあいたくない」

 

 なる

 そういえば、紬先輩のエピソードが無いんですけれど……

 

 「あー、彼の野生の勘と、理性の勘は凄いからねぇー

 僕が知る限りでは修羅場に合った事は一度も無いはずだよ」

 

 「婚約者が今もいて、順風満帆

 いちゃいちゃらしい

 そろそろ結婚も視野に入っているとか」

 

 「たまに電波さんが来るけれど、完全論破

 その電波な記憶は偽物だと突きつける

 逆上する人もいるけれど、それも織り込み済みでガールズ部隊に引渡して終わり」

 

 ……なにそれすげぇ

 ってかそんな人がなんでこんな場末のバーみたいなところにいるんですか?

 

 「単純にオーナーのファンなんだー」

 

 アレのか?

 よくわかりません

 

 「まぁ魅力って人それぞれだしね

 あ、緑里ちゃんに呼ばれているので行ってきます」

 

 いってらっしゃーぃ

 

 「それで、モブはどれが一番客として嫌か?」

 

 全部

 

 「ダメ」

 

 むぅ

 なら、消去法で電波と婚約者詐欺はないかなぁ

 

 「……何故?」

 

 どちらも来ることは無いはずなので

 電波にしても、普通貧乏の私に来ても相手にメリット無いですし

 婚約者詐欺は婚約者がいませんから

 

 「ふむ、そしたら残るは2つだけど……」

 

 これは両方とも悩みどころですが、あえて選ぶならストーカーですね

 

 「な、俺様のヤンデレが別に問題ないというのか?」

 

 問題は凄くありますよ!??

 何を言っているんですか!

 あえてですよ

 そもそも説得ができる時点でまだましかと

 ストーカーみたいな完全気配を消されてしまったら、何も対処の仕様が無いんですよ

 

 「……一理ある」

 

 「ってことは僕が優勝?」

 

 「まだムギの投票が終わっていないから、決着はムギの投票の後だ」

 

 ツムギ先輩、お相手しているからなぁ

 

 「モブーーー、ご指名ですーーーー」

 

 ありゃま

 その、ツムギ先輩からお仕事のご指名だー

 どのようなお悩みでしょうかねぇ

 声を魔法で変えて、よし

 いざゆかん

 

 ようこs………………ぇ?

 

 俺の見間違えでしょうか?

 青海がいます

 目の前に青海がいます

 平和ぁぁぁぁぁぁぁ

 俺に平和をぉぉぉぉ、くぅぅぅださぁぁぁぁぁぁぁい

 その目の前の青海から発せられた言葉が

 

 「貴方を犯人です」

 

 なんでですかー?

 

ヤンデレ、電波、ストーカー、婚約者詐欺

俺はストーカーを選ぶぜ☆


ってなんで青海がやってきた?

しかも「貴方を犯人です」?

誤字?やだー、はずかしー

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