表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブキャラライフ  作者: リエッタ
本編
44/77

38話

 黒姫に喰らったダメージが抜けたとき、重大なことに気づいてしまった

 友達7人いたっけ?って思っていたが……そもそも友達がいたかどうかが怪しいということに…………

 携帯とかは知ってる人はそこそこいる

 ……けど遊んだりとかはしてないんだよねー

 働いてばっかりいたからさー

 ……仕方がない……利益の誇大表示で野球をやる人をなんとかかき集めるしかないなぁ

 

 「ちなみに、黒姫お……さんに、スポーツが得意で魔法もうまい人の知り合いっていますか?」

 

 おばさんと言おうとしてヒヨりましたよ?

 もう殴られるのは勘弁です

 怖いったら怖いも~~ん

 

 「……1人だけいるわね」

 

 誰でしょう?人員集めに苦労しそうなので、できれば確保してもらいたいが……

 

 「赤城さん」

 

 あー、そういえば赤城一族はスポーツ関連のバイト求人出してたっけ?

 ってことはスポーツ系統なのか

 進んで関わりあいたいとは思わないが……まぁいっか?

 勝敗関係なく黒姫兄は返してくれるらしいが……接待プレーなんぞする気は無いのです

 やるからには全力で

 

 「それじゃ赤城さんの勧誘はよろしくお願いします」

 

 黒姫に赤城の勧誘をお願いして黒姫と別れた午後2時

 別れる際に、くれぐれも家族の誤解を解いて欲しいと念を押しておいた

 うん、黒姫兄の写真のデータも渡したし、ダンジョン行ってて別にデートじゃないってわかるだろうし……わかるよね?

 いや、ホント頼みますよ?

 

 さて、これで必要な人数は後6人

 補欠?知らない

 とりあえず、長老さんに報酬の後払い分を払ってお家に帰そう

 

 

 ………………………………黒尽くめの男達が……寮の前に…………陣取っているよ?

 きっと黒姫の手先

 ダメだ…………お家帰れない

 長老様……ごめんなさい……後払いの梅干……また今度でいいですか?

 

 「駄菓子屋によっていくならよいぞ」

 

 ははぁ、仰せのままに

 てな訳で、長老の仰せのままに駄菓子屋に言って、大人買い敢行

 どうやらみんなのお土産にとのことらしい

 仲間思いやのぅ

 と思ってたら、妖精さん達が駄菓子屋に来た

 そして、次々に長老を非難する

 

 「長老ばっかり一杯買ってもらってずるいーー」「いいなー」「僕のも買って買って」

 

 これこれ、落ち着くのじゃ若い妖精さん達

 私が長老にたくさん買うのは長老にはらうはずだった報酬の未払いによる代替の報酬だから、正当な権利なのじゃよ?

 そして、長老は君たちの分もと思ってこんなに一杯買っておられるのじゃぞ?

 

 「長老、俺たちのために……」「長老ーーー」「僕達が悪かったよーー」

 

 仲直りする長老と妖精さん達

 よかったよかった……そういえば…………

 ソースカツが好きな妖精さんがいたのでちょっと聞いてみる

 

 「妖精さんって人間サイズまで大きくなることって出来る?」

 

 「ん?1日ぐらいなら余裕だぜ?」

 

 ピンと来ましたよ?ってなわけで事情説明

  かくかくしかじか

  報酬1日3個計算で2ヶ月分のソースカツ+勝利報酬1ヶ月のソースカツで手を売ってもらいました

 試合前の前々日合同練習と試合当日の2日間の拘束で最大3か月分のソースカツ

 ……ちょっち安いかもしれないけど……許して?

 労働省に訴えないでね?

 

 ルールの詳しい説明とかは後で、妖精さんの森に行って説明することで、妖精さん達と別れる

 これで後5人

 

 駄菓子屋を離れ、魔道具屋『万魔』へお邪魔しようとしていたところで、俺は見つけてしまった

 武器屋と防具屋の間で置いてある商品……勇者初心者レプリカ装備というアイテムが…………

 

 バットとボールとミットだった……………………

 

 なんでやねん、と心の中で突っ込み商品説明を見る

 『勇者初心者レプリカ装備』……勇者が召喚されたときに装備されていた装備のレプリカ、ここから勇者の伝説が始まった

 木製バット……これで森に狩りに行きました by勇者

 ボール……素早い蝙蝠とかを倒しました by勇者

 ミット……熊の攻撃もこれでらくらく防げます by勇者

 

 はーん、ひーん、ふーん、へーん、ほーん

 最後のは凄いうそ臭い

 しっかし、あの自称元勇者が勇者の信憑性が高まったなぁ

 お値段は………………ひゃん……1万もするの?

 こちら側9人、相手側9人の18セット…………俺のお金足りないぜ?

 勇者だ!勇者なら金を持っているに違いない!

 …………prrrrr…………prrrrr

 

 「Hey、I'm Braver. Who are you?」

 

 うぜぇ

 

 「Hey, Braver. I'm Mob. Please Give Me A Lot Of Money」

 

 「金の無心かよ!!!!!」

 

 「通常の言葉使えよ!!!!で、金ください

 なーに、ホンの50万程度でいいんダヨ?

 道具一式の人数分買うためにさ」

 

 「金はねぇ!!有ればダンジョンに住んでねぇ」

 

 「何やったんだよ!??!ほんとに」

 

 「着の身着のままで逃げてきたんだよ!!必死で逃げてきたんだよ

 ふらふらしながらたどり着いたのがダンジョンで、こいつら俺に無償で助けてくれたんだよ!

 元勇者の俺をだぜ?人間よりモンスターの方が優しいということに気づいてお金はどうでもいいやと思ってしまった俺がいる

 故に俺は文無しだ」

 

 「……試合ができないぞ?」

 

 「…………何とかしてくれ」

 

 「ぉぅ………………ちなみになんでダンジョンに電波届いた?」

 

 「俺はチートだからそれぐらいできるぞ」

 

 「お金は?」

 

 「無理だ!!!!!」

 

 ぷつん………………っぅ……っぅ……っぅ……

 スポンサーだ、スポンサーを探さないと練習すら出来ずに、試合も出来ない

 魔道具屋『万魔』はスポンサーになってくれるかな?

 

 「ウチにお金はありません」

 

 無慈悲の一撃

 ですよねー

 しかし、じゃぁどうしよう?このスライムさんから貰った超快眠枕

 買い取ってもらえないかな?

 デモンストレーションとして俺がこの快眠枕をぷにぷにする

 あ~癒される~~

 この様子を見た万魔の店員成田、ぷにぷにする

 あ、顔ほころんでる

 マジこれ半端無いな

 2人して癒されていると、どうも別の店員が来た

 そして超快眠枕をぷにぷに…………癒されてからの叫び

 

 「これはいいものだーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

 「し、師匠!!?」

 

 あらま師匠さんでしたのね

 なら、調度いい、スポンサーにならないか?

 今、スポーツ対決でモンスターさん達と勝負をすることになったんだが、道具を購入するお金がないんだ

 今スポンサーになるなら、この超快眠枕等、モンスターさん達が譲ってくれるアイテム等を優先的に購入できる権利があたるかも?

 

 「なんて魅力的なんだ」

 

 「師匠???お金が足りません!!!!!

 自分の給料もままならない状態だったんですよ先月までは!!!!

 どこにそんなお金があるんですか???!!!?!?」

 

 そこまで財政難ですと!!?!

 それは諦めますか…………

 

 「まて、客人、結論を出すのはまだ早いぞ

 そのスポーツ対決に出場する人間は決まっているのか?

 もし決まっていないなら、ここの成田を助っ人に貸すぞ?」

 

 「ちょ?師匠!!??」

 

 弟子が抗議しているのですがよろしいので?

 

 「弟子、成田よ……間違いなくこのイベントは人類にとっては大きなイベントとなるだろう

 その最前線でお前には全てを見てもらいたい

 そして、色んなものに触れ合って色んな刺激を受けてこい

 それが、後々お前の作品の色づけてくれるはずだ」

 

 「師匠…………わかりました、この不肖の弟子、成田、師匠の命に従い、行って色々なものを見てきます」

 

 ルールの詳しい説明とかは後で、最低試合の前々日の合同練習及び試合当日は忙しくても出て欲しいとお願いして万魔を出る

 これで残り4人

 

 スポンサースポンサー

 お金を持っている人の自分の知り合いって………………うん、お姉ちゃん先輩かなぁ…………

 しかし、お金が欲しいといっても無理だろうなぁ…………

 ……お金を引き出すには………………これしか思いつかない

 よし、先ずはお姉ちゃん先輩に連絡だ

 

 「はぁい、貴方のお姉ちゃん先輩、薄ですよ!?

 どうしたの?弟後輩君から連絡するなんて初めてじゃない?」

 

 お姉ちゃん先輩、実はかくかくしかじかで今週のバイトいけないんですよ

 ごめんなさい

 

 「……モンスターとスポーツ対決!!?

 何それ超面白そうじゃない!?

 ねぇねぇ、選手の枠ってまだ余っているよね?

 そんな面白そうなことにお姉ちゃん先輩を呼ばないって言う選択肢は無いよね?」

 

 枠は余っているよ~

 お姉ちゃん先輩参加してくれてありがと~

 これで後3人

 あ、お姉ちゃん先輩、夕パパ所長いない?

 

 「ん、ちょっと待ってね」

 

 その後暫くして、夕パパ所長が電話に出る

 

 「僕に何のようかな守武君?」

 

 お姉ちゃん先輩から聞いたかもしれませんが、今度、モンスターとスポーツ対決をすることにしたんですよ

 それで、その歴史的瞬間を放映する気は無いですか?

 なんと、今ならモンスターとのツーショット写真が……いえ間違えました、モンスターとの交易権が……

 

 「ふ~む、面白そうだね

 ……で、どんなスポーツなんだい?」

 

 野球ですが、ご存知ですか?

 

 「知らないねぇ」

 

 む~ん、まぁ明日中にどんなスポーツかを紹介した動画をあげます

 あ、会場とか大丈夫なんだろうか……後向こうの道具も大丈夫だろうか……うん、そこは確認をしよう

 ダメだったら超突貫工事をお願いすることになるかもしれない…………

 

 「まぁそこらへんは決まったら教えてねー

 会場作成とかは寧ろ専門なので、突貫でも全然大丈夫だよー」

 

 やだ、夕パパ所長かっこいい

 明後日あたりに人数分の道具を揃える為にお金の無心に行くと思いますがよろしくお願いしますー

 

 あ、依頼が伸びて、バイト暫くいけないこと『有閑長者クラブ』にも言わなければ…………

 ……ってことですみません、もう暫くは行けそうに無いです

 

 「ぉぅ、了解したぞ」

 

 ちなみにスポンサーになる気は無いですか?

 モンスターとのツーショット写真取れますよ?

 

 「ぉぅ?それは魅力的だが、一応元勇者パーティの一員だったもんでな、まぁ面子的なもので、ちょい無理だわ」

 

 残念

 あ、勇者といえば元勇者のことについて聞きたいんですけど、彼が何かやらかしたって聞いたんですけど知ってます?

 

 「ぉぅ?まぁ俺も良く知らないんだが、世界を救った最初は『ハーレムひゃっほーい』って言ってた

 で暫くはまぁ一杯女の子を囲っていたんだわ

 ただ最後の呟きが『しまった、ヤンデレに手を出してしまった!』らしいぞ?

 ヤンデレがなんなのかよくわからんが……

 その後、ヤツが失踪してな……」

 

 そうですか、ありがとうございます

 ………………そうか、あの勇者…………手を出してはいけない人種に手を出したのか…………

 一見普通、だが愛が重い…………凄く愛が重い…………そんなヤンデレに……

 勇者に対して嫌がらせをしようと思ってたけどヤンデレとは関わると逆にこっちがやばくなる可能性も十分高い

 まぁ嫌がらせは諦めましょう

 我が身大事

 

 さて、残り3人

 あんまり勧誘成功しなさげだけど、きっと伝説のあの台詞ならば……きっと…………

 …………Prrrrr……Prrrrr…………

 

 「はい」

 

 「おーい、林ー、野球しようぜ野球ーー」

 

 …………っぅ……っぅ……っぅ……

 伝説の台詞でもダメなのか…………

 再度掛けなおして、ごめんなさいして、再勧誘してみたがダメだった

 どうやら親密度が足りていないらしい

 

 しかし、やはり普通はこんな反応だよな?

 ただただ、誘うだけじゃダメだ

 搦め手を使わないと……

 いけそうなのは…………とりあえず電話だ

 

 「はい」

 

 やっほー、モブですー

 突然ですまんが、モンスターとのスポーツ対決をするんだが、池っちも一緒にやってくんない?

 

 「ん?姉貴の用事に付き合わなきゃいけないから無理」

 

 お姉さんの用事につき合わされなければいいの?

 

 「う~ん、まぁいいけど……」

 

 よし、お姉さんに代わってもらっていいかな?

 そして、暫くすると

 

 「はじめまして、いつも弟がお世話になっています

 姉の瑞希です」

 

 こちらこそいつもお世話になっています

 守武 士です

 突然ぶしつけなお願いですが、弟の塔弥君を暫く借りたいのですが、よろしいでしょうか?

 勿論ただでとはいいません!……いい男性紹介しますよ?

 

 「ガタッガタッ」

 

 その男性、顔普通、収入かなり、性格超いいという素敵なお方です

 ちなみにその男性はバイト先で知り合った男性ね

 向こうから付き合ってといわれるが直ぐに別れられると悩んでいた男性です

 

 「……待って、そんな良い方に付き合っている方はいないの?」

 

 いましたが、直ぐに別れを告げられるのです

 DV等はございません

 当方が分析した結果では、あまりにも良い人過ぎて近づいた自分が凄く汚れた存在のように思い、別れを告げられているようです

 

 「そんな良い人の紹介を……」

 

 いえーす

 これで、塔弥君を借りてってもよろしいでしょうか?

 

 「商談成立ね」

 

 ありがとうございます~

 これで後2人

 よし、お次はあいつだ

 

 「神様ー、僕に電話って初めてですよね?

 どうしたんですか?」

 

 実はMのお前にしか頼めないことがあってだな……

 実はかくかくしかじかでモンスターとスポーツ対決をするんだが、その種目が野球なんだ

 

 「野球ですか?知らないですねぇ」

 

 まぁルールは今度いうわ

 で、この野球で護りに入るときなんだが、捕手っていうポジションがあるんだ

 このポジションはな、俺はMにしか出来ないポジションだと思っているんだ

 

 「なっ!!??」

 

 その捕手ってポジションは時速百数十kmのボールは受け続ける必要があるんだわ

 あとな、本塁を守らなきゃいけないから、時にクロスプレーもあるわけだわ

 そんなん普通の人には頼めないじゃん?

 Mのお前にしか……お前にしか出来ないポジションだと俺は思っているわけだよ!

 

 「僕にしか……」

 

 そうだ……なので、お前に野球の捕手のポジションを引き受けてもらいたいんだがいいか?

 

 「わかりました!!神様!任せてください!!」

 

 そうか…………ありがとう

 詳細はまた、後日連絡をするよ

 よしっ、後1人

 総当りで掛ければ誰か1人ぐらいは…………

 

 …………………………………………そんなことはなかった

 そうだよ、親密度がまだそこそこあるはずの林に断られたんだよ?

 それ以下の親密度の人にお願いしても無駄だよ

 いかん2人の勧誘に成功して舞い上がってしまったようだ…………

 しかしどうする?

 残り1人

 誰でも適当……それこそ米屋の親父とかにでも…………むーん、ダメだダメだ

 戦力にはなりそうだけど……練習に試合になると確実に商売の邪魔になる

 実は野球が好き、だったら問題ないけどこのマイナーっぷりだとそれもなさげ

 諦めるか……

 商売になりそうな…………冒険者か?冒険者に頼むか?

 いや、やつらは目の前にモンスターがいればひゃはーとそれこそ交流会にならない気がする

 なら…………あ、いる

 警察だ

 そうだよ、観客にモンスターも人も混在するから警備もお願いしないといけないじゃん

 なんでその思考にいたらなかったんだよ!?

 ってなると、師匠を借り出せないかな?

 ほら、選手を守る側として実際に選手として活躍してもらうとかってさ

 

 

 ってことで、瀬戸先生を貸してください

 後、警備に結構な人数を貸してください

 

 「ダメ」

 

 何故に?

 

 「街の治安を守るための人員が……」

 

 仕事熱心な署長さんのことです……そう来ると思っていましたよ?

 

 「なにっ?」

 

 此処に来る前に、赤城、茶包、黒姫の3貴族にお願いして、当日彼らのプライベートポリスが街の治安に一肌脱いでくれるそうです

 後、赤城からなんですが、警察と連携をとれるように合同訓練をやってもいいよとのことです

 

 「ちょ…………OKOK

 そこまでやられちゃったら断るのは無理だね

 断ったら今度は3貴族の面子を潰すことになるから後でどうなるか……

 まったく、えげつないねぇ」

 

 えへへへへ、お褒めに預かり恐縮です

 

 「瀬戸~?聞いた?当日あんたは選手兼選手らのボディガードとしてよろしく頼むよ」

 

 「はっ」

 

 ルールとかはまた後日にでも

 それじゃよろしくお願いしますね

 

 よしっ、これで9人

 何とかなったもんだ

 後は明日、野球のルールの動画を作成して、モンスター側の状況の把握などなど

 やることが多いなぁ

 

 

 

 

 

 

 動画を作成するためのビデオと勇者セットを買ったらお金がなくなりました

 動画の撮影のため、分身を魔法で作ろうとしたら1秒持ちませんでした

 仕方がないので幻影で撮影しました

 ところがどっこい、敵味方あわせての10の幻影

 そんなにたくさん動かせません……精々2人が限界でした

 しょぼい?いいんだよ……そんな力あればモブなんてやってねぇもんねぇ

 ってなわけで、かなり棒な感じです

 しかし、しょぼい感じでも10分程度しか持たなかった自分のしょぼさに乾杯~

 見せ方とかでかっこよく出来ないかって?

 俺素人、そんな撮影のカロリーの高そうなこと無理です

 

 出来上がった動画を元勇者のハンニャー仮面に見せる

 何このC級動画って笑いまくっていたので、殴ろうとするが回避される

 とりあえず、ルールに関してはこれでOKってことでお互いの認識合わせはOK

 モンスター側の状況は道具無し、会場無しと無し無し尽くし

 会場は夕パパ所長にお願いして、ダンジョンに作成しよう

 なので、君たち、今度自分が連れてくる人を襲っちゃダメですよ?

 道具は、うん、こっちもスポンサーの夕パパ所長のお願いしないとな……

 

 ついでに黒姫兄らの様子も見てきた

 なんだか、妹はお前みたいなモブっぽいヤツにはやらないぞ!、とかへんなこと言ってた

 はっはっは

 頼まれてもいりません

 

 そんなこんなで、野球の練習をしたり、モンスターと人間の仲介をしたり、普通に授業したりな1週間

 何かもう1年分の働きをしたような気がする

 途中、白銀が俺も混ぜろーー!と言ってきたが、聞けばルールは知っているがやったことはないとのこと

 なのに、俺がいれば勝てるから、とよくわからない謎の自信を持ち出してくる

 当然ガン無視

 後悔するぞー!とか負け惜しみを言っていたが……そもそも出来れば勝てればいい程度だし

 

 

 そんなこんなで、モトブレ(モンスター側) VS ジャージズ(人側)の人類の命運が特にかかっていない試合が始まろうとしていた

 

 

忙しい時期は過ぎ去ったはず……

更新ペースを元に戻したい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ