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What-if games?  作者: 岡田播磨
3章 BADEND **をするから、愛をくれ!
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BAD END

BAD END


 臭い雨の降る日に、母は死んだ。

 遺品として渡された父の形見のヒヒイロカネは、なんのぬくもりもなく、ただ冷たい鉄の欠片でしかなかった。

 その時はもう、気付いていたのだ。

 すでに、人類に勝ち目はないのだ、と。

 天使が勝つのか、悪魔が勝つのか、その違いに大した意味は無い。

 堕天した者も、はぐれた者も、ことごとく殺されていった。

 寝返ることは、許されなかった。

 それが、人であれ、悪魔であれ、天使であれ、その間に生まれ落ちたものであろうとも、待遇は同じ。

 それはある種、平等であった。

 ヒトに関わったモノ、全てが敵、という平等。

 逃げ道はなかった。

 撃退士ブレイカーの能力は衰退し、未成熟なアウルを持つ者ばかりが残された。

 誰もが、気付いていたのだ。

 ワタシ達の未来はもう、絶たれたのだ、と。

 逃げ続けるのにも疲れ、死を待つのみだった。

 もうすぐ悪夢は終わる。

 それでいいんだと、思っていた。

 そんな時に、あの人に出会った。

 あの人の見出したゲームに。

 

『君たちは、特異点だ。魂が分割されているために、本来の力を発揮できずにいる。もしうまくいけば、未来を変えられるかもしれない。可能性に、賭けて見る気はないか? What-if gamesだ。僕達の未来の為に、ゲームを再スタートさせよう』


 こうしてゲームは、再開された。

 先の見えない未来を賭けたゲームが。


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※この作品は出版デビューをかけたコンテスト
『エリュシオンライトノベルコンテスト』の最終選考作品です。
コンテスト詳細、そのほかの候補作品は 公式特設ページをご閲覧ください
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