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今日もワタシは戦います!  作者: アユム
〓改稿前〓
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ただいまワタシはまったく動くことが出来ません。


……うん、可笑しい。何でこんなことになったんでしょうか。


あれですか。

自分の事を棚に上げて、兄達のことを毛玉だと思ったのが悪かったんですか。


いいじゃないですか毛玉。

可愛いじゃないですか毛玉。

最高ですよ、毛玉!!



……って、はっっ!?

いけないいけない。

あまりのことに混乱してしまいました。


駄目ですね。

落ち着いて状況整理をしなくては。


帰ってきた兄達は疲れも見せずに全員で全力疾走という、今見せられてもまったく嬉しくない脚力を見せてくれました。

その時のワタシはもう筋肉痛が酷かったので動くことも出来ず兄達が満足するまでただただ嵐が過ぎ去るのを待つことしかできませんでした。


動けないのをいいことに、上に乗るわ体当たりをかますわやりたい放題に揉みくちゃにされ……。

それはもう遠慮のかけらもなくグシャグシャにされました。


ええ、今もまだ兄達がワタシの上に覆いかぶさってるんです。

どうしてこうなったんでしょうね。……はは。


ううう。重いです……。

早くどいて下さい~。


『……ち、び。げんき、なった?』

『誰がちびですかっっ!! ……って念話?』

『やっと、じゃべれる、なた』

『ちび、げんき……?』

『あそぶ!!』

『だからちびじゃないて言ってるじゃないですかっ!! もう喋れるようになったんですか?』


片言とはいえそれぞれ高低が違う念話が頭の中に響いてくきます。

これが兄達の声なんですか。

今までは鳴き声でしか兄達の声を聞いていなかったので新鮮ですね。


だけど誰がちびですか。

言っていいことと悪いことがあると思うんです世の中には。


今は動けないので後で覚えておいてくださいよ。

別に負け惜しみじゃないですからっ!!


それより何時までワタシの上に乗ってるんつもりですか。

早くどいてください!!


ちょ……っ?! 誰ですか、ワタシが動けないのをいいことに体の上で飛び跳ねてるのは?!

本気でどいてくれませんか?!



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