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今日もワタシは戦います!  作者: アユム
〓改稿前〓
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そういえばよく兄達が、強すぎないけど弱くもないような甘噛みを仕掛けてきてたなと思い返して項垂れます。

そして余り気がつきたくなかった事実に打ちのめされながらも、諦め悪くお肉を噛んでいたら母が飲み込みやすい大きさにしてくれました。


まだミルクを貰っているから離乳食を飛ばして固形物を食べても大丈夫なのか少し心配だったけど、この体というよりも種族的に高スペックなのかまったくお腹を痛めることもなく初めてのお食事in謎の肉(一ブロック強くらい)を美味しく完食させていただきました。


今回は自分で噛まずに飲み込んだだけなので、早く自分一人で食べられるようになりたいです。

お肉を食べたことで乱れてしまった毛を一生懸命整えている途中でギャロ達はキャラウェイに連れて行かれたので、今は一人で眠気と戦っています。


何でお腹がいっぱいになると眠くなるんでしょうね?

ここら辺の気温は暖かいので、入り口近くに行けばお日様の光がぽかぽかあたって日向ぼっこにとても最適なのです。

だから余計に眠気が襲ってくるんでしょうね……アフッ。

眠気を払うために何度も欠伸をしてしまうのを止められないです。


『あらあらサルビアはもうお眠かしら? 魔法を教えようと思ったけど明日にしたほうがいいかしら』


うとうとし始めていた所にどこかに行っていた母が戻ってきてそんな事をいうので、一瞬でワタシの頭は覚醒しました。

魔法っ!!


念話も魔法といえば魔法なのでもう使っていることになるんでしょうが『私』時代に本で読んだりアニメで見たような派手な攻撃魔法なんかを使ってみたいんです!!


派手なことをしたいというよりも、魔法を使っているという実感が欲しいのです。

それに火の魔法を覚えればこの先、生肉をそのまま食べなきゃいけないのを回避できるのですから、覚えないわけがないですよね。


ああ、やばいのです。

うきうきしてきて尻尾をブンブン振ってしまうのを止められそうにありません。


さっきクラウ少年が魔法を使ったときは目の前に置かれたお肉に視線が釘付けでまったく見ていなかったのです。

食い意地が張っていると言われようとあれは仕方ありませんでしたよね。うん。


さてさて、初めての魔法は何を教えてくれるんでしょうか。

凄くドキドキします。


『本当なら最初は軽い念話から教えるんだけど、サルビアはもう使えてしまってるからその先に進むわね』


あれ? 最初に念話を覚えるんですね。

最初はもっと火を灯すとか初級魔法みたいなものだと思ってました。


だけど念話って魔力暴走が起こるかもしれないくらいには難しいんじゃなかったですっけ……?


『母。念話は難しいって入ってたのに、なんで最初に念話を覚えるんですか?』


不思議に思ったことは取り合えず聞いてしまおうと思います。

だってまだ生後一年も経ってないですからね、気兼ねなく聞きますよ。

知らないことがあってもまだ子供だから聞くのは全然恥ずかしくないですからね。


『ん~? 確かに難しいんだけど、念話のやり方さえ覚えたら他の魔法は使いやすくなるからかしら?』


何故疑問系なのでしょう?

ちょっとその意味を聞くことが怖いですね。


『……その、何で念話を先に覚えると使いやすくなるんですか?』

『あら、失敗したらそれだけ早く体で覚えるでしょう? だから念話をはじめに教えるの。一つでも魔法を覚えたら扱い方は同じだからすぐに使えるようになるわ』


もっと魔法には呪文があったり特別な練習があったりするのかと思ってたんですが、凄くスパルタ方式なんですね。

うん。感想がそれしか出てこないです。


あんまりスパルタじゃなかったらいいな~……。





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