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今日もワタシは戦います!  作者: アユム
〓改稿前〓
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男の人がまったくよく分からないことを発言してきたため、まともや無言で見詰め合うことに。

何故こうなったんでしょう?


ただ理由を聞いただけなのに……。

返ってきた答えが夢であっていたワタシを待っていたってどんな妄想ですか。

あれですか実はこの人予知能力があるとかそんなこと言うつもりですか。


異世界なら何でもありとか思わないでもないですけど、予知能力があって今回の件を依頼したなら確信犯ですよ。

じゃあこの人が黒幕ということですかね?

なら今回のことはこの人を父にお願いして半殺し……ケフンケフン。

じゃなくて父にお話をしてもらえば問題解決でいいですかね?

狼族は結構怖がられてると言いますし、十分お仕置きになると思うのですが依頼を出すくらいだから、あまり抑止力にはならないですかね?


「ああ。やっぱりお嬢さん、貴方は夢で会うよりもとても毛艶も美しくなんて愛らしい」


無言で見つめ合いながらもあれこれとこの後のことを考えていたというのに、待ちきれなかったのかさっきとは打って変わって熱い視線を向けて薄ら寒いことを言い始めてしまった。


この人は何を言ってるんでしょうね。


「そうだ! その素晴らしい毛艶を更に輝かせるために私に貴方の毛を整えさせてください。誰よりも美しく光り輝かせて見せます。どうですか時間があるなら今からすぐにでも!」


身を乗り出してまで力説してきた目の前の人物に、ワタシを含めたギャロとクラウ少年の三人は心情的だけじゃなく、身体的にも全員一歩引いた。


なんなんでしょうこの人の変貌振りは。

最初顔をあわせた時は笑顔の仮面を被ってるというのが似合いそうな表情だったのに、この少しの間に何があったんですか。


デレッデレに崩れた表情は残念と言うよりも気持ち悪いとか怖いと言う言葉しか出てこないですよ?


『えっと……お断りします』

「そんな?! 断るんですか?!」


断られるなんて思っても見なかったと言わんばかりにショックを受ける依頼人。


いやいやいや。

何で断られないと考えられるんですか。

逆に聞きたいです。

断られる要素しかないじゃないですか。


「ああ、そう……、そうですよね。まだ初めましてなんだからまずお互いの事をよく知ってからじゃないと身を預けてはもらえないですよね」

『いやいや、種族云々も気になりますが子供相手に口説き口調で誘わないでください』

「この後食事をしましょう。そこでお互いのことをよく知れば私に身を任せてもいいと思ってもらえると思うんです」


ショックを受けたかと思うと急激な回復を見せて何か言い始めたけど、言ってる事にドン引きしか出来ないのですがどうしたら良いんでしょうか。


というよりもこの事態は想定外なのですが、これワタシが止めないと駄目ですか?

あまり相手をしたくないので、ギャロとクラウ少年のどちらでも良いので変わってもらえないでしょうかね?



……だから何で目を逸らすんですか。

元をたどれば二人がこのよく分からない状況を持ってきたんだから最後まできっちり対処してください。


お二人とも忘れてるようですがワタシ、まだ生まれて一ヶ月も経ってない赤ん坊と言っても過言ではない子供ですよ?



ちょっ?!

何で驚いた顔をするんです、体格を見ても分かることですよね?!


……って何で今度は二人して哀れむような視線を向けるんですかっっ!!?

ワタシはまだまだこれから大きくなるんですからそんな目を向けないでください!




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