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両親からの許可も貰い、あとは準備をするだけだ!!
と思ったのだけれど、まだ昨日倒れたばかりだから寝ていなさいと言われ強制的に就寝させられ今日で五日。
やっとお出かけの許可をいただけました。
う~ん、長かった。
この五日間、毎日毎日朝晩と母と父にお願いをしたものの頑として許可をくれなくて、じりじりしていたけれど、焦っては成功するものも成功しなくなるからと母に諭されたことで渋々とだけれど許可が下りるのを待つ事ができた。
まあ少しでも早く許可がもらえるようにとおねだりは止めなかったけど……。
三日目くらいには父が許可をくれそうになってたけど母に睨まれてすごすごと洞窟の奥へいって項垂れていた。
その姿を見てこれからはまず母にお伺いを立てようと思ったのは父には内緒にしようと思います。
『花さん。お願いしていたものの使い方を教えてください』
母が許可をくれたのをしっかりと確認をして、会ってからずっと傍にいてくれる花に聞いてみた。
日光浴をするためや縄張りの見回りに行くためいがいにはずっといてくれる花は、もう家族の一員として生活を一緒にしている。
両親も花のことは信頼しているみたいで、花が一緒にいてくれるならと兄達の途中になってしまっていた狩に行く日もあった。
元誘拐犯二人が一応ワタシの初めての狩の獲物という認識なので、まだ狩をおこなっていない兄達の初狩をおこなう為に初めてのお留守番をすることになった。
だけど誘拐犯と残すなんて、と父が反対するのを母が一喝して決行された。
何でも花がいれば父にボロボロにされるくらいの二人には万が一にも負ける事はないうえに、森の中に住んでいるものなら花の匂いがする場所には基本的には近寄らないので問題ないとのこと。
初めてのお留守番は花やギャロたちがいたからワタシもまったく心配しなかったんだけど、狩をして帰ってきた家族のほうがワタシには怖かったです。
うん。何というか家族が怖いというか狩ってきたものが怖いというか……。
鳥(?)を銜えた兄達。
明らかに自分よりも大きい獲物なのはツッコミませんが、何でその鳥(?)は頭が三つあるんですかとツッコミたい。
まあワタシが知らないことなんていっぱいあるからゆっくり知っていけばいいと思うから気にしないでおくけど、お見舞いなのか自慢なのか分からないけどなんで血みどろな物体を銜えて勢いよくワタシの所へ駆け寄ってくるんですかっ?!
なれない血の匂いと白目を剥いた獲物の顔をはっきりと見てしまったワタシは人生二度目の気絶を経験した。
それが何度も続き許可が下りるのが遅くなったけど、五日で許可を貰えたんだからいいほうですよね。
花を見てここ数日のことを思い出し少し黄昏てしまっていると花が不思議そうに首を傾げていました。
おっと、自分が話しかけておいて意識を飛ばすなんて失礼ですよね。
慌てて花に謝罪をして再度お願いしていたものの使い方を教えてもらいました。
『我の根を煎じておいた。これを対象が吸い込めば少しの間だが真実しか話す事ができなくなる。油断していれば油断しているほど饒舌がよくなるから使う場面を間違えなければ効果は強い』
『火で焚き染めても使えますか?』
『問題ない。この中に入っている成分を吸い込めばいい。あと相手に飲ませないのであればこっちを先に飲んでおくと効果を打ち消すことができるから使う前に飲んでおくといい』
そう言って花は先に粉薬のようなものを出し説明をすると次に粒錠の黒い玉を渡して説明をしてくれた。
取りあえず今回一番大事なものを手に入れたので次の用意に取り掛かろうと思います。




