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終わりと始まりの鐘
「ゴォォォォォォン――!」
低く、荘厳な鐘の音が夜空に響いた。
門の背後が閉ざされ、もはや後戻りはできない。
全ての者はこの星試練を生き抜き、制限時間内に星冠城へ到達しなければならない。
辿り着いた者だけが、星とともに新しい世界へ進む。
辿り着けなかった者は――影に呑まれ、二度と戻らない。
ユナは門をくぐりながら、夜空を見上げた。
遥か上空、逆さまに輝く城。その頂からは、流星のような光が絶えず降り注いでいる。
その光の一筋が、まるで彼女の頭上に真っ直ぐ落ちてくるように見えた。
(……絶対に、生き延びる)
唇を噛みしめ、ユナは深く息を吸った。
蒼白い☆1の印が、わずかに脈動した――。




